42話 ページ43
Aside
A｢私、ころちゃんのことを利用してたの…！ほんとはずっと、さとみくんが好きだったのに、ころちゃんの好意に逃げてた！でも、ころちゃんが教えてくれたの、私は、さとみくんが好きだった！｣
最低なことをしてた。
ころちゃんのことを、利用してた。
好きを知らなかったなんて言い訳にならないけど、それでも。
ころちゃんのおかげで、前を向けるから。
さとみ｢…俺、人が怖いの。でもなぜか、Aは怖くなかった。初めてあったはずなのに、どこか裏切られるかも、って言う考えが出てこなかった。毎日、楽しかった。でも、所詮その感情で終わりだと思ってたんだ。｣
さとみ｢Aがころんと付き合ったとき、素直に応援できなかった。大事な友達と大事な友達のめでたい報告なのに、俺は喜べなかった。それから、Aと離れたよね。俺、自分からAを手放した。こんな俺のそばに当たり前にいてくれた大事な人がいなくなって、自分勝手だけど毎日毎日、苦しかった。｣
さとみくんにもう来ないでって言われたときは、反応に困ったっけなぁ…笑
恋愛とか初めてすぎて、ほんとに何もわからなかったんだ。
さとみ｢A、俺も…ずっと好きだった。こんな俺のそばに、いてくれませんか？｣
A｢…あたりまえ、じゃん、っ。｣
さとみ｢なんで泣いてるのww｣
A｢っ、うるさい、早く、退院して。｣
さとみ｢早く退院して、早く学校行けるようにする。｣
え…？
さとみくんと、学校でも会えるってこと…！？
A｢やった！…でも、無理はしないでよ。｣
ガタッ
…ん？
ジェル｢おめでとう！｣
莉犬｢おめでとー！｣
ｶｱｧｯと、顔が真っ赤になる。
それは、さとみくんも同じだった。
ころん｢おめでとっ！さとみくん、A…！！｣
さとみ｢ころん…。｣
ころん｢僕、後悔してないから。そんな申し訳ない顔すんなってwwでも、Aのこと大事にしなかったらいつでも奪ってやるかんなw｣
さとみ｢…ふふっ、絶対、渡さないから。｣
余計顔が赤くなるから、やめてほしい。
るぅと｢Aさん、おめでとうございます。｣
ななもり｢おめでとう〜！｣
A｢るぅとくん！なーくん！ありがとっ！｣
広い病室の1ヶ所にみんなで固まって、ジェルくんやころちゃんが私の頭を撫でてくれた。
さとみくんもすごく楽しそうだった。
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ずあ - 今頃コメントすみません！号泣しました…！映画一本作れますよ。これ。応援してます！ (2019年8月5日 2時) (
レス) id: 4e94af6b8d (このIDを非表示/違反報告)
Mikazu - すごい (2019年6月25日 20時) (レス) id: babb1e82b9 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 最高でした！！ (2019年5月14日 18時) (レス) id: ffb88be4b8 (このIDを非表示/違反報告)
からぴり - ころんくんがいい子すぎてほんとに泣けます(T_T)すとぷりメンバーも素敵、本当に泣けます(T_T) (2019年5月2日 17時) (レス) id: 246b598037 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - いくみさん» 書いてくれるんですか？！みたいです！ (2019年4月26日 23時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくみ | 作者ホームページ：飲んでなくない？🍺∩(´^ヮ^｀)∩🍺 うぉううぉう！...
作成日時：2018年11月20日 23時
