30話 ページ31
Aside
今日も、つまらない日が始まった。
ころちゃんと付き合い初めてから、どこか一緒に行ったりもしないし、ご飯とかも今まで通りみんなで食べる。
放課後には、いつも1人で家でゲームをする。
さとみくんの家に行かなくなってから約2週間しか経っていないのに、さとみくんと話したい、という思いが強かった。
でも、そんなの私のわがままだから。
せっかく勇気を出して想いを伝えてくれたころちゃんの心を踏みにじることなんてできない。
でも最近、ころちゃんはすごく冷たい。付き合う前よりも、全然冷たくなった。
ご飯のときも私とは話さないし、声をかけても素っ気なく返されるだけだった。
ころちゃんは、ほんとに私のこと好きでいてくれてるのかな。
自分の想いすらちゃんとわかってないくせにこんなこと考えちゃうなんて、最低な人間だってことくらい自分が一番わかってる。
A「あれ、ない…?」
次の授業の準備のために引き出しを漁ってると、教科書がないことに気がついた。
絶対に持ってきたはずなのに。しっかり確認もした。
目線の端で、女子たちがこっちを見てヒソヒソと話しながら笑ってるのが見えた。
まさか…っ、?
ゴミ箱には、だいぶ汚れた教科書が入っていた。
中が読めないほどではなかったから、そのまま使うことにした。
なんで…?
あの女子たちって確か、ころちゃんの囲いてきな…。
私がころちゃんと付き合ってることがバレた…?
なんだかすごく、嫌な予感がした。
さとみside
さとみ「っ、きれい。」
手首を流れる血を見て、そう呟いた。
どうしようもない自分に対して、リスカっていう道に逃げるしかなかった。
このまましねたら、どれだけ楽なのか。
でも、神様はそんな簡単にしなせてくれない。
生きたくても生きられない人がいるから?
そんなの綺麗事じゃないか。
しにたくても、しねない人だっている。
自分が嫌いで、大嫌いで。
やっと自分を支えてくれる人がいたと思ったのに、俺は馬鹿だから自分からその人との手を離した。
もう来ちゃだめ、そう言った。
そんなの、俺の本音じゃない。
本当は、ずっと来てほしい。
今まで通り、毎日来てほしかった。
俺は全てに怯えて、自分の思ってない行動をしてしまう。
こんな自分、さっさといなくなってしまえばいいのに。
作者です。
なんか、めっちゃ病んでないですかw
まぁ、頑張ります。
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ずあ - 今頃コメントすみません!号泣しました…!映画一本作れますよ。これ。応援してます! (2019年8月5日 2時) (レス) id: 4e94af6b8d (このIDを非表示/違反報告)
Mikazu - すごい (2019年6月25日 20時) (レス) id: babb1e82b9 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 最高でした!! (2019年5月14日 18時) (レス) id: ffb88be4b8 (このIDを非表示/違反報告)
からぴり - ころんくんがいい子すぎてほんとに泣けます(T_T)すとぷりメンバーも素敵、本当に泣けます(T_T) (2019年5月2日 17時) (レス) id: 246b598037 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - いくみさん» 書いてくれるんですか?!みたいです! (2019年4月26日 23時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくみ | 作者ホームページ:飲んでなくない?🍺∩(´^ヮ^`)∩🍺 うぉううぉう!...
作成日時:2018年11月20日 23時