24話 ページ25
Aside
ジェル「やっほー。急に呼び出すなんてどないしたん?…あ、そういうことか。」
ジェルくんは、顔を真っ赤にしながら眠るさとみくんを見て状況を察してくれた。
いいやつ←
A「このとおり、離れられないからお粥作れないの。」
ジェル「さとみ、さとみー、、」
さとみ「んっ、、じぇ、る?」
さとみくんが目を覚ましたら、ジェルくんに驚いて手を離してくれた。
よろしく、とジェルくんに目で合図して、部屋を出た。
ジェルside
さとみ「なんで?」
ジェル「Aに呼ばれてん。」
さとみ「そ、、ごめんね?」
ジェル「なんで風邪なんてひいたん?w」
さとみ「昨日Aのこと待ってた。」
さとみの真面目な顔での発言に、思わず笑ってしまった。
でも、待ってたってことは昨日Aさとみの家行かなかったってことやんな?
毎日いってるって聞いてたし、昨日は特に予定ないみたいだったのに。
ジェル「A昨日なんか用事でもあったん?」
さとみ「…ゲームしてた。」
…ん?いや、さとみくんの用事を聞いてるんじゃなくて、Aのことを聞いてるんだけど。
さとみ「昨日ダイゴやってたらAとマッチングしたの。」
ジェル「…じゃあ、予定はなかったんだね。」
なんで…?
さとみと一緒にいるときのAはすごい楽しそうだから、忘れるなんてことはないやろ。
そういえば…。
俺はスマホを取り出し、LINEを起動した。
ころんからのLINE…っと。
ころん『サッカー部のマネージャーには気をつけて。』
これ、関係あったりする?
さとみ「ジェル…?どうしたの?」
ジェル「あ、なんでもないで!気にせんでええで!」
A「はーい、お粥できた。」
お盆を持ったAが部屋に入ってきた。
さとみ「ん、うまそ。」
さとみは起き上がって、お盆を膝の上においた。
A「そういえば、なんでジェルくんが来たの?私、るぅとくんにお願いしたけど…。まぁ誰でも良かったんだけどさ。」
ジェル「…るぅとは、このあと用事があったんだと。」
嘘。
ほんとは、全部ころんに聞いた。
ころんは泣きながら一言。
「Aとさとみくんのこと、応援する。」
ころんがAのこと好きだったのは知ってた。
辛いことだと思う。自分が好きな人と自分の友達が…なんて。
俺には、できないな…なんて。
まぁ、好きな人いないんだけどね?
漫画のような展開を期待したみんなごめん。
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ずあ - 今頃コメントすみません!号泣しました…!映画一本作れますよ。これ。応援してます! (2019年8月5日 2時) (レス) id: 4e94af6b8d (このIDを非表示/違反報告)
Mikazu - すごい (2019年6月25日 20時) (レス) id: babb1e82b9 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 最高でした!! (2019年5月14日 18時) (レス) id: ffb88be4b8 (このIDを非表示/違反報告)
からぴり - ころんくんがいい子すぎてほんとに泣けます(T_T)すとぷりメンバーも素敵、本当に泣けます(T_T) (2019年5月2日 17時) (レス) id: 246b598037 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - いくみさん» 書いてくれるんですか?!みたいです! (2019年4月26日 23時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくみ | 作者ホームページ:飲んでなくない?🍺∩(´^ヮ^`)∩🍺 うぉううぉう!...
作成日時:2018年11月20日 23時