16話 ページ17
Aside
A「ただいまー!捜索開始!」
さとみ「お前の家じゃねぇわww」
さとみくんは部屋に入ってすぐ、ゲーム機を取り出した。
A「え、好きにみていいの?」
さとみ「変なのあったら声かけるから気にしなくて大丈夫。」
捜索といっても、ゲームしかないんだよなぁ…。
A「え、これ中学時代のみんな!?」
さとみ「ん?あぁww」
小ぶりな棚に、何個もの写真たてに入った6人の写真。
写真たてにいれて保存しておく辺り、ほんとに仲良いんだな。
A「みんなイケメンじゃん。やっぱりイケメンって昔から人生勝ち組だよね。」
さとみ「なにいってんのww」
ほんとにイケメン。そりゃあファンも多いよな。女子ってイケメン好きだし。しかも、イケメン同士が絡んでるんだよ?
なんで、私なんかと絡んでくれるんだろう…ww
写真たてをもとあった場所に戻して、捜索再開!
A「んー…」
ゲーム、ゲーム、ゲーム、一個とばしてゲーム。
…ん?一個とばして?
え、なんか、ノート?みたいなのがゲームに挟まって入ってる。
さとみ「あーそれは…」
開こうとしたところで、さとみくんの声が耳に入ったからやめた。
さとみ「それ俺の日記なんだけどさ。昔の。あんまり面白くないと思うよ。」
はぐらかしてるけど、絶対見られたくないんだろう。
だから、その日記に手をふれることはなかった。
A「…」
少し、雰囲気が悪くなって、喋りにくくなった。
さとみ「…ごめんね。いいよ、続けて?」
さとみくんの言葉にうん、と返事をして、捜索を再開した。
どこか日記のことを考えてしまって、さとみくんとの雰囲気も悪いままだった。
A「っ……!?」
青色の袋の中に見えた、大量の真っ赤に染まったタオル。
そばには、カッターが投げ捨てられていた。
こんなの、初めてさとみくんの部屋にきたときはなかった。
チラッとさとみくんを見ると、気がついていないようでゲームをしていた。
もしさとみくんが本当にその行為をやってるなら、止めないと…。
無理に理由を聞くことはできなかったけど、流石にこれはやめさせないとさとみくんが危険。
…ころちゃんとかに、相談してみる?
みんなは知らないみたいだけど、理由を知ってるころちゃんになら…。
さとみ「Aー、終わった?」
A「あ、う、うん!」
さとみくんに渡されたゲーム機を持って、また2人でゲームを始めた。
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ずあ - 今頃コメントすみません!号泣しました…!映画一本作れますよ。これ。応援してます! (2019年8月5日 2時) (レス) id: 4e94af6b8d (このIDを非表示/違反報告)
Mikazu - すごい (2019年6月25日 20時) (レス) id: babb1e82b9 (このIDを非表示/違反報告)
みさき - 最高でした!! (2019年5月14日 18時) (レス) id: ffb88be4b8 (このIDを非表示/違反報告)
からぴり - ころんくんがいい子すぎてほんとに泣けます(T_T)すとぷりメンバーも素敵、本当に泣けます(T_T) (2019年5月2日 17時) (レス) id: 246b598037 (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - いくみさん» 書いてくれるんですか?!みたいです! (2019年4月26日 23時) (レス) id: 8e8fc6a313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくみ | 作者ホームページ:飲んでなくない?🍺∩(´^ヮ^`)∩🍺 うぉううぉう!...
作成日時:2018年11月20日 23時