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『ころんくんたちが、作ったの?』


頷く。

そして話を続けた。


僕らは元々なーくんに誘われてすとぷりに入ったことになってるんだけど、考えたのも作ったのも政府の人達。



"みんなを笑顔にするネットアイドル"

として

"すとろべりーぷりんす"

が、誕生した。



『だから政府の人達がこの事件?に関わってるのか…。』


「そーいうこと。」


そして政府の人達はすとぷりのあとに続くグループを作ろうとした。

が、なかなかいい人が見つからず、


「ならもう教育してそこから作っちゃおう!みたいな感じでこの保育園ができたってわけ。」


つまりすとぷり保育園は、養成学校みたいな感じである、と。


『…って、えぇ!?初めて知ったよ!?』

「もちろんこの話を知ってるのは一部の先生だけだよ」


育成をしてる組と、していない組があり
してる組の先生にのみ その話をしている。


「政府の人達もきっともう諦めてた。僕達が大人に戻ることはないって。」



でも僕が戻った。

A先生のおかげで。


「僕らのことを待ってる人達が何十万人もいるんだ。」


だから…と、その後ころんくんは言葉を濁らせた。

私はころんくんの手を両手でぎゅっと握ってそれから抱きしめた。

柔らかい髪をよしよしと撫でてまるで子供をあやす様に。


『私が…ちゃんと全員を大人に戻す、だから大丈夫。』


ころんくんは肩を震わせた。


一番不安なのは政府の人達じゃない。

園長先生でもない。

きっと私でもない。


ころんくんだ。



私は長い時間、ころんくんの頭を撫でて一緒に居た。




.



続編まで、皆さんついてきてくれると嬉しいです。


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りむ - あいうえお←は? (2020年11月1日 0時) (レス) id: 0e29be4cf7 (このIDを非表示/違反報告)
りいぬ君おしのゆりあ - ホントにかわいい (2020年8月4日 21時) (レス) id: 4e5c5fe521 (このIDを非表示/違反報告)
Riku-(莉空)(プロフ) - す か い .さん» 良かったです!お役にたてて光栄です(*^^*)←使い方間違ってるかも笑 (2019年10月31日 21時) (レス) id: 540bf721b3 (このIDを非表示/違反報告)
す か い .(プロフ) - Riku-(莉空)さん» 直りました〜!!本当にありがとうございます(;;) (2019年10月31日 21時) (レス) id: 27ba130d2f (このIDを非表示/違反報告)
す か い .(プロフ) - Riku-(莉空)さん» 試してみます!既に削除している作品なのに消し忘れていました助かります(T_T) (2019年10月31日 20時) (レス) id: 27ba130d2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*しち* | 作成日時:2018年8月17日 14時

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