65話 選ばれし者 ページ16
〜貴方side〜
梅雨も終わりを迎え、スポーツをするには最適な気候になった、らしい
貴「は？球技大会？」
放課後、殺せんせーと茅野が帰るところを呼び止めた
で、この状況である。
殺「そうです！この間は希空君はいなかったので説明しますね。
男子は野球、女子はバスケという所謂スポーツ大会です」
茅「でも、全部で5クラスあるから、あまるという素敵な理由で余興として使われるんだよねー
で、対戦相手は野球部とバスケ部」
ああ、見世物か
貴「で、なに？
おれもするの？」
殺「そうです！烏丸先生から君の身体能力のことを聞きましてね。
ぜひ参加してください！
この機会にぜひ！E組のみんなとも貴「却下」
即答！！」
だって放課後使うんだろ？
仕事、あんだけど……
会議、任務、シフトの調整、見回り
挙げたらキリがない。
それに、野球をやった事もない。
メーワクになるだけだ。
しくしくと泣いてる殺せんせーとそれを慰める茅野
そんな２人を片目で見ながら教室を出て行った。
＿＿＿＿
「選ばれし者だからなー」
「そうそう！ボーダーが闘ってるっていう近界民だって倒せるんじゃね？！」
「てか、ボーダーの1位になれるわー」
「近界民なんてちょろいちょろい」
「いけるって！近界民とか大丈夫だろ！？」
椚ヶ丘の専用グランドからだろうか。
太刀川さんや風間さんたちを侮辱するような声が聞こえたような……
…………幻聴？
「しかも、女子も近界民と闘ってるんだろ？
ヨユーヨユー！」
そんな、心ない言葉をよく言う。
でも、ボーダーのみんなが侮辱されたのが嫌だった
えっと、野球部？
………………
おれは、ポケットの中から携帯を取り出し、迅さんに繋げた。
貴「もしもし、迅さん？
今日、会議休むから」
それだけ言って電源を切り、今来た道を戻り始めた
〜その頃の迅さん〜
迅「……あれ？なんか怒ってる？」
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ももおと(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください (2019年8月15日 1時) (
レス) id: 26cd0d0ed4 (このIDを非表示/違反報告)
シム - 面白いです。更新頑張って下さい (2017年10月1日 15時) (レス) id: d85f5d98f5 (このIDを非表示/違反報告)
ダサクシャ522 - 体にお気をつけて…私も一時吐き気や、頭痛になったことがあります。改めて体にお気をつけて。 (2017年8月9日 9時) (レス) id: 577bbc7a82 (このIDを非表示/違反報告)
リリン - まだ体調が悪いですか？実は私も体調が悪くて、頭痛や吐き気に襲われてるんです。無理しないで下さい。自分の体を大切に！！ (2017年1月8日 14時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
ｓｓｓ - すごく面白いです。 更新頑張ってください！ (2016年10月4日 19時) (レス) id: fe23cff4cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2016年7月14日 16時
