華は眠り、夢を見る (ページ6)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,866 hit

夢いつつページ6

豪炎寺くんのシュートが決まり、雷門中は２点を獲得した。
それをきっかけに、他の子たちは一斉に動き始めた。
まず円堂君は、『マジン・ザ・ハンド』という技を披露した。これには本人も驚いていたが、強力な技に違いはなかった。

リリス：円堂君、ナイスキーパー！凄いじゃないその技！

円堂：〜っ！////

次に風丸ちゃんが、『疾風ダッシュ』という技を披露。流石は陸上部、とても速くて綺麗な走りだ。

リリス：流石風丸ちゃんね、凄く凛々しいわ！

風丸：！！////
あ…ありがとう…っ////

一年生組も、怖がっていたのが嘘のように、次々と技を披露していく。
そんな姿を見て、益々皆に興味が湧いた。これからどんな風に強くなっていくのだろう…そう考えるだけでワクワクした。

リリス：ふふふ、これは負けていられないわね…私のとっておきその１を見せてあげるわ♪
導き給え、『数多の蛍火』！

私の周りに、ふわふわと沢山の蛍が集まる。そうして集まった蛍と共に、私はボールを蹴りながら走る。
ゴール直前、集まった蛍は一斉にボールにくっ付き、眩しいくらいに輝きながら大回転をした。キーパーの源田君は余りの眩しさに思わず目を閉じていた。

リリス：蛍一匹の光は淡いものだけど、沢山の蛍が集まれば闇夜をも照らせる希望に変わる。仲間の存在が、お互いを強くしていくの。眩しかった？ごめんね…？(ｼｭﾝ)

源田：いや、大丈夫だ////
何か、いい言葉だな…

リリス：ふふふ、ありがとう(笑顔)

男子一同：っ/////

ーーー切り取りーーー

？：話の途中ですが、ここで私角馬による質問をさせていただきます！

リリス：誰あなた…

角馬：申し遅れました！私角馬圭太と申します！本日雷門中と帝国学園による試合が開催されると聞き、はるばるやって参りました！技の詳しい話を聞きたいのですが…えっと…

リリス：リリスよ、呼び捨てで良いわ。

角馬：こ、これは恐縮です！今回は3つの技を決めていましたね？

リリス：『ダークソード』についてはもういいでしょう？攻撃技の中でも威力の一番弱い技よ。

角馬：『ローズシューズ』は守り技、大きな薔薇の花が鬼道選手からボールを可憐に奪っていましたね！最後の技はとっておきとのことですが…

リリス：綺麗でしょうあの技、直視すると目が潰れるけどね♪
ねぇ、次回の試合にも是非いらして？私専属の解説者になってちょうだい(微笑)

角馬：あ、ありがとうございます！////
以上、角馬でした！また次回お会いしましょう！