【コラボ】学園という名の…【歌い手】 (ページ33)

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嫌な～女主視点～ページ33

『ちょっと屋上行ってきます』
突然空くんがそう言った

「え、どうして？」
「なんでなんで？」
「「ねぇどうして？」」
９６猫さんと店長さんが見事にハモっていた
でも空くんは気にせず(無視)に行ってしまった

『……』
嫌な予感しかしない

どうして急に屋上へ？
誰かと待ち合わせ…とか、かな
じゃあ誰と…？

『…わかんない…でも』
空くんはやっぱり狙われてるんだ…
後でなにがあったか聞いてみよう
でも、無事に戻ってくるかな…

「まあ、話を戻して。柚子ちゃん、寮には入るの？」
『え、えっと～…』
入った方がいろいろと楽だよね…
どうせ一人暮らしだし

『は、入ります！お願いします！』

「じゃあ、鍵は持ってるだろうから…」
そう言って天月さんが資料をあさりだす
そして一枚のプリントを渡された

「それが寮内の地図。なくさないようにね」
「柚子ちゃん結構迷ってたもんね」
『うぅ…ありがとうございます』
しゃむおんさんに笑われてしまった
は、恥ずかしい

すると、

「…ただいま」

微妙な顔をした空くんが帰ってきた
ケガとかはしてないみたいだけど……あぁ、気にし過ぎかな…

でも一応聞いてみよう…かな