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うるさいのから〜男主視点〜 ページ22
「でさぁ！そこでしゃむくんがフォローしてくれたんだよね！」
「だってアンさんが暴れるから…」
「大変だねしゃむくん」
あーもうさっきからうるさい
静かに歩けないのか
「あ、」
歌詞太郎さんの声にみんなが振り返る
「どうした？歌詞」
「柚子学校くるって」
そうか…来るのか
「誰それ」
「さあ？」
いちいちうるさいなぁ
『俺ちょっと教室行ってくる』
一刻も早くこのうるささから逃げたかった
「ちゃんと戻ってこいよー」
「迷子になんないようにねー」
「そらるんに言っとくよ」
一言言えば三言で返してくる
もうまったく…
もう高校生だぞ迷子って…
そんな言葉を無視し俺は校舎の中を回り始めた
・
・
・
『ここが教室か…』
教室に入り窓際の方へ行く
やっと静かになった…
と思った矢先
ガラッ
『！？』
「あ…」
彼女…柚子がはいって来た
寮に行ってなかったのか
あれ
その前に生徒会室だっけ
そんなことを考えていると彼女も教室にはいって来た
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