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まあまずは入学式からね〜男主視点〜 ページ1
『え？入学式…？』
生徒会室に呼ばれて聞かされた話
「ん、そういくらナノの弟といっても一応形だけでも出席してもらおうと思ってね」
入学式ってことは人がいっぱいいるのか…
めんどくさいな
「いいじゃん入学式なんて、ナノの弟なんだしさー」
ね？なんて言う兄の発言にそらるさんははぁとため息をはく
「お前はただ空を見せたくないだけだろ周りに」
そんな意味も込められていたのか
そしてそらるさんの机の横にある資料…
少しだけならと見てみる
「あ、おい！」
そらるさんが取った時は遅かった
見てしまった…
彼女を
「空？ちょっとそらるん見して」
そう言って無理やりナノは資料を見る
俺は震えがとまらなかった
「ちょっと！そらるん！なんで彼女がここに入学してんの！？柚子が…」
その名前だけは聞きたくなかったのに
昔…自分の首に傷をつけたやつの名前なんて
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