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丁度お弁当箱に全てのおかずを詰め終わったとき。
がちゃっと小さく、部屋のドアが開いた音がする。
手元から視線をあげると、半分寝ていそうなふくさんがいた。
ふくさん、名前を福良拳。QuizKnockのプロデューサーで、とっても頭の回転が早い。
そして私もQuizKnockの社員。
私たちは付き合って2年弱になるカップルだ。
「Aちゃん…」
「ふくさん、おはよう」
ふくさんには昨日会っていない。少し仕事が長引いたみたいで、帰宅したのは私がもう寝ていた時だと思う。
作り置きしていた夕飯が綺麗に食べられていたから、きっと具合が悪いということは無いと思う。
「いただきます。」
顔を洗って、いつものふくさんになったところで、まったり朝ごはんがスタートした。
ごはん、とうふの味噌汁、目玉焼き。なんてことない朝ごはんを、ふくさんは毎日しっかり食べている。
あ、野菜はひとくちが限界みたいだけど。
そんなことにひとりくすっとなっていると、ふくさんはもう食べ終わったみたい。
「美味しかった…」
「そう?ありがとう」
何度褒められても嬉しい。
ふくさんは「毎朝ありがとう」と言ってさっさと出勤してしまう。
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ピーチフラペチーノ(プロフ) - 林檎さん» わ~!ありがとうございます(๑>◡<๑)どうぞディスタンスカップルを引き続きお楽しみください♪そう言ってもらえると更新の糧になりますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2022年12月23日 0時) (レス) id: cb74bd79ea (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 好きすぎますッッッ‥!!!ふくちゃんもfkrさんも頑張って、! (2022年12月22日 22時) (レス) @page16 id: 4ad8b0fd3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピーチフラペチーノ | 作成日時:2022年12月11日 16時