どんなことがあろうと、君が好きだよ【蒼井翔太】 (ページ19)

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18＊僕はねぇページ19

Aside

貴｢聞きたいことがあって｣

翔太｢なに？｣

蒼井先輩がきょとんとした顔でこちらを見ている

貴｢あの…………哀唄をどんなふうに歌ったらいいのかわからなくて。

どんな感情で、どんな表現なのか、いまいちつかめなくて……………………。｣

翔太｢あー……んー…………えっと……

例えば、あの曲の最初の入りは優しい感じ？ってい

うか、語りかけてる？ように入るでしょ？

だから、ただ言葉をいうだけじゃなくて、自分がだ

れかに語りかけるように歌えばいいんじゃないか

な。サビの部分は最初とリズムとか歌詞とか一緒

だけど、最初に比べてノリ？が違う感じで、力強い

方だと思うから、それに合わせて歌えばいいんじゃ

ないかな！｣

貴｢なるほど。……｣

翔太｢まぁこれはあくまでも僕の考え方だけどね^^。

ひとそれぞれ歌い方とか、表現とか、全然違うか

ら、自分にあった歌い方でいいんじゃないかな？

その人にしか出せないものとかあるからね！！｣

そぅ言って、蒼井先輩は笑顔で語りかけてくれる

貴女｢参考になりました！！ありがとうございます！

私も、自分なりに表現できるように頑張ります！！｣

翔太｢うん！！Aちゃんの哀唄楽しみにしてる

ね！！｣

そういいながら蒼井先輩は私の頭を優しくなでてくれた

この時私は、またもキュンとしてしまった//