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「…久しぶりね、A。
まさか調査兵団で大出世したとはね。」
『ありがと、さてトラウテ、資料は何処にある？』
トラウテに問う
「…教えるわけないでしょ」
…あんた達が、うちの新兵を殺したんだ
懐かしいな…あんたは憲兵団に行くために、
むちゃくちゃ訓練頑張ってたよね。
そんな私は、
あんたについていくのに必死だった。
ようやく10位にはいったと思ったら
トラウテは8位。
凄かった。
でもあんたは何のために努力したの？
『…でもねトラウテ』
カチャリと、微かな構えの音がする
『腐れ憲兵に、勝ち目は、ない。』
私は、腐れ憲兵が遊んでいたであろう
ダーツをトラウテに向かって投げた。
トラウテは避けようとし、バランスを崩す
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作者名：天雪 | 作成日時：2020年5月14日 22時
