【改訂版】すき。 〜白い耳とネコ〜(tk×in) すき。シリーズ(１)

すき・２ ページ2

朝、ネコの鳴き声で目が覚める＿＿＿＿＿。

・・・まだ、眠い..。

携帯を見たら、まだ６時。

＿＿ふぅ、学校に行く支度をするには・・

まだ、早いなぁ・・。



ちょっと、ウトウトまどろんでると

ネコに顔を突かれ「ニャー」と

朝ごはんの催促をされる・・・。



「う〜ん・・わかった・起きるよ・・ケイコ・・。」



メスネコの“ケイコ”は、

おれと雄也が拾ってきたミケネコだ。

おれ達が、まだ１０歳の時で・・

母さんに飼うの反対されたケド

・・姉さんが、説得してくれて、

おれの家で飼うことになったネコだ・・。




＿＿＿しかし、ケイコって名前・・
　
誰がつけたんだっけ...な？



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


ケイコを抱っこして、一階に降りる。


キッチンでケイコに、ごはんをあげる。

美味しそうにごはんを食べるケイコを

ボーっと見つめ・・

「ふぁ〜」っと欠伸をひとつ・・。


「・・ねむい・・。」ぼんやりしながら、

リビングへ移動しテレビをつける。

テレビ画面では、

めざましが６時３０分をお知らせしてる。



家中がシーンとしていて＿＿＿あっと気付く。

「・・そっか・・。
　昨日から、父さんと母さん親戚のトコ
　行ってたんだっけ..。」



ぼやっとしながら・・

「忘れてた・・。」と、一人呟いたら＿＿



ピンポーンっと

玄関のチャイムが鳴った。



「こんな、朝早く..誰だろう・・。」


Ｔシャツと短パン姿だけど＿＿


ま、いっか・・・。



「はい。はーい・・。」



玄関を開けると雄也が・・立っていた＿＿＿＿。

「＿＿＿ゆ、雄也？」

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