90話 花と紅葉、雪と金色 ページ41
Aは念動力で金色夜叉の動きを封じようと手を前に伸ばす。
しかし、金色夜叉は念動力に捕まらないように素早く動く。
紅葉「そなたの異能は既に把握しておる。そのような念動力ではこの金色夜叉の動きは封じることはできぬぞ」
A「なんで、そこまで鏡花ちゃんを・・・」
紅葉「簡単な話じゃ。何故なら夜叉は
鏡花の両親を惨殺したのじゃから」
鏡花・敦・A「「!!」」
敦「そんな・・・どうして」
敦がそう声を零すと、鏡花は敦の方を見た。
鏡花「違うの・・・これは」
A「鏡花ちゃ・・・」
__キキーッ!!バタンバタン
Aが鏡花に声をかけようとした時、何台もの車が囲むようにやってきて、中からポートマフィアの黒服たちが出てきた。
紅葉「私が守って遣ろう。もう居場所を求めて刃を振りかざす必要はない」
紅葉がそう言うと、鏡花はAの手振り落とし紅葉のもとまで歩いた。
A「待って鏡花ちゃん!」
紅葉「Aよ。本当はそなたも連れて行かなければならんのじゃが・・・どうやらそれは難しいようじゃ。じゃが、次は必ずそなたをマフィアに連れて行く。
後は任せたぞ。Aはくれぐれも傷つけぬようにな。下手に刺激して爆発してしまえば無事じゃすまんからのう」
黒服たちが周りを囲み、一斉に銃を向ける。
Aは念動力で黒服たちを抑えようと考えた時だった。
「頭、下げてくださーい」
聞き慣れた声に上を見ると、黒服の乗っていた一台の車が飛んできた。
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meniichan(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうごさいます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (7月8日 23時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 面白いです!!!応援してます!! (7月8日 22時) (レス) @page50 id: ff465b59e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meniichan | 作成日時:2023年4月5日 11時