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74話 たえまなく過去へ押し戻されながら ページ25

谷崎「・・・ナオミ?・・・Aちゃん?」



先程までいた二人の姿が消えていた事に気が付き、谷崎と敦は驚いた。



敦「・・・まさか」

谷崎「ナオミッ!?奈々ちゃん!?」


谷崎は二人の名前を呼びながら、周囲を見渡した。



谷崎「奴等の攻撃だ!莫迦な、何の気配も無かったゾ!」


敦「敵が直ぐ近くに居るんだ・・・!谷崎さん危険です!」



そんな敦の静止も聞かず、谷崎は走った。



谷崎「何処だ!糞ッ、ナオミを返せ!」

敦「谷崎さん!」


街中を走る敦と谷崎。

すると前方に白衣を来た中年の男が歩いてきた。

何かを探すようにキョロキョロと辺りを見渡しながら歩いている。


「頼むから出てきておくれ、何処だいエリス?困ったねぇ」

谷崎「退けッ!」



谷崎は必死になりその男を突き飛ばし、敦は突き飛ばされた男に話しかけた


「痛た・・・」


敦「大丈夫ですか」



谷崎「見つけたッ!!」



谷崎がそう言って見つけたのは、赤髪の少女の後ろ姿だった。

その少女の肩に触れようとした時、少女は振り返り不気味な笑みを浮かべながら言った。




「遊びましょ☆」




その言葉とともに、当たりの風景が一変する。





敦・谷崎「「!?」」



そこは外ではなく、おもちゃやぬいぐるみがいっぱい置かれた可愛らしい部屋だった。

周りには通行人の人たちがいた。



「ようこそ。アンの部屋へ」



部屋の中央には、先程の赤髪の少女が立っていた。

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meniichan(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうごさいます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (7月8日 23時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 面白いです!!!応援してます!! (7月8日 22時) (レス) @page50 id: ff465b59e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meniichan | 作成日時:2023年4月5日 11時

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