15話 人生万事塞翁が虎 ページ16
ドンッ！
A「ひっ！」
太宰「さて、君には色々聞きたい事がある。嘘偽りなく正直に答えてくれ。何故君は織田作の事を知っている？」
人目がつかないところへ連れて行かれ、壁に追いやられ所謂、壁ドンとと言う奴をされた。
先程の笑顔は何処へ行ったのか、今の太宰さんの顔は無表情で何か怖かった。
A「･･･ひ、昼間に車に轢かれそうになったところを助けられて･･･それで、自分の異能力の事についての相談をして･･･」
太宰さんの圧に押され、緊張と恐怖で目をキョロキョロと泳がせながら私は織田作さんと会った経緯を話した。
太宰「･･･それは、本当かい？」
A「は、はい！本当です！」
太宰「･･･」
A「あ、あの･･･私、何かいけないこと言ったでしょうか？」
太宰「･･･いや、君が何で織田作の事を知っているのか気になってね。怖がらせてごめんね」
A「い、いえ･･･」
太宰「それで、織田作は何て言ってた？」
A「･･･太宰によろしく、と言ってました」
太宰「･･･そう。ありがとうねAちゃん」
A「？いえ･･･」
微笑んだ太宰さんの顔は、何処か悲しそうにも見えた。
織田作さんと何かあったのかな？
太宰「さて、そろそろ帰るとしようか。家まで送っていくよ。中学生がこんな夜遅くに出歩くのは危険だからね」
A「はい。ありがとうございます」
太宰「あ、そうそう！メアドを交換しよう。何かあったときの為にいつでも連絡できるようにね」
A「え･･･はい」
こうして、私は太宰さんとメアドを交換して、家まで送ってもらった。
家の前まで送ってもらい太宰さんにお礼を言って別れ、家の中に入ると、お母さんが玄関前に仁王立ちして待ち構えていた。
A「お、お母さん･･･た、ただいま」
母「A、こんな時間まで何してたのォ！！」
この後、お母さんに一時間説教された。
A爆発まで、29％
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meniichan(プロフ) - 天雨さん» コメントありがとうございます！体調に触らない程度に頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2023年3月30日 18時) (
レス) @page38 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - モブサイコ好きなのでこの作品と出会えてとても嬉しいです。すごいハイペース更新にびっくりしています。体調に触らない程度に頑張ってください！ (2023年3月30日 17時) (レス) @page39 id: 7a092e5baf (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - リノさん» こんな作品を楽しんでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2023年3月30日 2時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - モ〇サイコ要素が多めに入ってて読んでて楽しいです！続き全裸待機しときますね！！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page38 id: cc90a56098 (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - 終兎さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきますのめよろしくお願いします！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page1 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2023年3月25日 20時
