11話 入学 ページ13
あれ以来、私は五条先生の言いつけ通り外に出ない様にした。
殆どは本を呼んだりテレビを見たり家事をやったりと過ごしていた。
最近では猫もおとなしくなり、生活には支障をきたしていない。
それから一週間後。
A「え?私が呪術高専に?」
五条「うん、Aには呪術高専に通って呪術を学んでもらうよ」
A「・・・」
五条「ん?どうした?」
A「いえ、この前まではあんなに外に出るなって言ってたのに意外だな〜って」
五条「若者に青春を取り上げる訳にはいかないからね。それにずっと家の中にいたらストレスも溜まりやすくなって猫が出てきやすくなるでしょ?」
A「まぁ、そうですね・・・」
五条「寂しい?」
A「いえ、別に」
五条「え?」
そして、私は呪術高専東京校に入学する事になった。
私の中の猫については学長にしか伝えていないとの事。
伝えた、というか・・・バレてしまったらしい。
本当は、学長に私の存在をどう言う訳か知られてしまい、自分の身は自分で守れる様に呪術を学ばせたほうがいいとの事で、こうして呪術高専東京校に入学する事になった。
初めて会う学長は、ヤのつく仕事をしてそうな見た目をしていて緊張していたけど、
この学園に来た理由を聞かれ、正直に答えたら合格って言われた。
合格基準ってなんだったんだろう?
そして今、私は五条先生に寮の案内をされている。
五条「ここが君の部屋ね。寂しくなったらいつでも僕のところにおいで!」
A「はい、ありがとうございます」
なんて話していると、隣の部屋のドアが開き、黒髪の無愛想な男の子が出てきた。
五条「あ、恵!ちょうどよかった。今日から仲間になる君と同じ一年生だ」
A「こ、小柱Aと言います。よろしくね」
伏黒「伏黒恵だ」
見た目に反して女の子みたいな名前だな。
五条「さて、お互い自己紹介は済んだとこで、早速二人には任務に行ってもらうよ」
A・伏黒「「え?」」
五条「今回の任務は仙台の高校にある特級呪物の回収だから、Aにもできると思うよ」
A「ならいいんですが・・・」
伏黒「・・・」
そんな訳で、私は伏黒君と特級呪物"両面宿儺"を回収しに仙台へと向かった。
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ショコラ女帝様(プロフ) - 物語シリーズは、羽川翼推しなので、めっちゃ嬉しいです!ありがとうございます!応援しているので、頑張ってください!(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2021年1月18日 2時) (レス) id: 66813c167e (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 猫がチートという言葉使った時に吹き出してしまいました。何処で知ったのw (2021年1月17日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 当たったー!夢主ちゃん可愛いです。応援しています! (2020年11月27日 13時) (レス) id: 840ae1844c (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - はい!主人公ちゃんは羽川翼をモデルにしています! (2020年11月26日 0時) (レス) id: 4d28e4eef1 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ - 違ったらすみません。(´・ω・`) (2020年11月25日 22時) (レス) id: 840ae1844c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meniichan | 作成日時:2020年11月6日 11時