33話 ページ35
親方様の言葉に、静かだった空間がざわつく。
鬼殺隊のトップが言っているのだ、誰も文句は言えまい。
悲鳴嶼「嗚呼・・・たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる・・・」
宇随「俺も派手に反対する」
グチグチに反対する意見が飛び交う中、童女が手紙を取り出しそれを読み上げた。
それは鱗滝さんからの手紙で、内容は禰豆子ちゃんが人に襲いかかった場合、炭治郎と鱗滝さん、そして義勇さんが腹を切って詫びるというものだった。
その話しを聞いた炭治郎の目から涙が流れる。
不死川「・・・切腹するから何だというのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ」
A「むっ」
我慢ができなくなった私は、小石を器用に手で掴み、指で不死川さんの後頭部目掛けて飛ばした。小石は見事に不死川さんにクリーンヒット。
不死川「テメェ・・・!」
A「さっきから黙って聞いてれば好き放題言って!禰豆子ちゃんは人を襲ったりしないの!禰豆子ちゃんはいい鬼なの!稀血である私を襲わなかったんだから!」
不死川「あ?そんなのなんの保証にもならないだろ!そもそも鬼の言う事なんか信じられるか!」
A「私は鬼じゃない!」
不死川「なら、証明してみせろ!お前が鬼ではないという証明をなァ!」
不死川さんはそう言うと、炭治郎を離し、刀で自分の腕を切り、こちらに歩み寄り私に自らの腕を向けた。
全員の視線が私に向けられる。
はっは〜んなるほど。血の匂いで私を誘って襲わせようって魂胆か。
残念でした。私は鬼ではありませんので人間の血には反応しませーん。
だから私は表情を変えずに不死川さんの目を合わせ続けた。
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meniichan(プロフ) - 長らくお待たせしてすみません。更新遅くなると思いますかこれからも頑張っていきます! (2020年5月23日 14時) (レス) id: 4d28e4eef1 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 投稿ありがとうございます!これからも頑張ってくださいね! (2020年5月23日 12時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - この夢小説とても好きなので書いてもらえたら嬉しいです!お願いします! (2020年5月22日 22時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
しの - ごめんなさい^_^今はそのグループないんです^_^それよりもmeniichan さんあのくだらないいじめでできた合作抜けてくれたんですね!嬉しいです!許します! (2020年1月30日 17時) (レス) id: da6e6de181 (このIDを非表示/違反報告)
三三七拍子(プロフ) - しの。光と闇の神柱の作者さん» 参加させていただいてもよろしいですか? (2019年12月30日 14時) (レス) id: 9b74e616b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meniichan | 作成日時:2019年8月27日 8時