黄泉少女【鬼滅の刃】

17話 ページ18

伊之助「勝負！勝負ゥ！！！」

善逸「寝起きでこれだよォ！一番苦手コレ！！」


屋敷で亡くなった人たちを埋葬していた時、伊之助が目を覚まし善逸に向かって突進していた。

さすがは野生児。体力が普通の人とは違う。



伊之助「何してんだァ！！お前らァ！！」

炭治郎「埋葬だよ。伊之助も手伝ってくれ。まだ屋敷の中に殺された人がいるんだ」

伊之助「生き物の死骸なんて埋めて何の意味がある！やらねぇぜ！手伝わねぇぜ！そんな事より俺と戦え！！」


炭治郎「･･･そうか、傷が痛むから出来ないんだな？」

伊之助「は？」


炭治郎「いや、いいんだ！痛みを我慢できる度合いは人それぞれだ！」


そんなズレた回答に、伊之助は火がついたのか「百人でも二百人でも埋めてやるよォ！！」と叫びながら、屋敷から次々と死体を運びだした。

伊之助のおかげで、日が暮れる前に屋敷で亡くなった人たちの埋葬が終わり、一段落ついた。
伊之助は木に向かって突進し、頭突きをしていた。

伊之助は本当に元気がいいよねぇ〜


「カァー！カァー！山ヲ下リロ！山ヲ下リロ！コノ私ニ付イテ来イ！」


任務終了のお知らせをし、夕暮れの空に炭治郎の鴉が飛び回る。

3兄妹とお別れをし、山から降りる。


伊之助「勝負だァ！隙を見てお前に勝つ！」

炭治郎「俺はお前じゃない！竈戸炭治郎だ！」

伊之助「かまぼこ権八郎！お前に勝つ！！！」


炭治郎「誰なんだそれは！」

伊之助「お前だァ！」

炭治郎「違う人だッ！」

A「伊之助って本当にド低脳なの〜」

伊之助「脳みそ腐ってるヤツに言われたくねェ！！」


善逸「だァーッ！うるさいわッ！」

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