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38話 ページ38

クロウリー「エッ!?本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか?」


全員「「「えっ?」」」


クロウリー「いやぁ、まさか本当に行くなんて・・・しかも魔法石を持って帰ってくるなんて思っていませんでした。粛々と退学手続きをすすめてしまっていましたよ」



どうやら、本当に魔法石を持って帰ってくるとは思わなかったようです。



グリム「んがっ!なんて野郎なんだゾ!オレ様たちがとんでもねーバケモノと戦ってる時に!」



クロウリー「バケモノ?」

エース「モンスターが出てきたんスよ。ほんと、めっちゃエグいわ強いわで大変だったんすけど!?」



クロウリー「詳しく話を聞かせてもらえますか?」



ーーーーーーーー




クロウリー「ほほぅ。炭鉱に住み着いた謎のモンスター。それを4人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと?」

「はい」


私は、ドワーフ鉱山での出来事を学園長に話しました。

あの怪物のことも・・・全て話しました。


エース「や、協力したっつーか・・・」

デュース「たまたま目的が一致したというか・・・」


クロウリー「お・・・おお・・・おおお・・・!!!お〜〜〜〜〜〜ん!!」


「!」



な、なにこの人・・・急に泣き出した・・・



クロウリー「この私が学園長を務めて早ン十年・・・ナイトイレブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい、打ち勝つ日がくるなんて!」


デュース「んなっ!?僕はこいつと手なんか繋いでいません!」

エース「オレだってヤだよ気持ちわりーな!つーか学園長、歳いくつ!?」



クロウリー「私は今、猛烈に感動しています」



大丈夫だろうか・・・この人・・・



クロウリー「今回の件で確信しました!あなたには間違いなく猛獣使い的な才能がある!」



と、グイグイと私に迫る学園長・・・



「ど、どういう才能ですか?」



クロウリー「ナイトイレブンカレッジの生徒たちはみな、闇の鏡に選ばれた優秀な魔法土の卵です。しかし、優秀がゆえにプライドが高く、我も強く、他者と協力しようという考えを微塵も持たない個人主義かつ自己中心的な者が多い」


グリム「ほとんどいいこと言ってねーんだゾ」

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meniichan(プロフ) - コメントありがとうございます!これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします! (2020年8月15日 9時) (レス) id: 4d28e4eef1 (このIDを非表示/違反報告)
サマー・ルナ(プロフ) - 人類は衰退しましたとのクロスオーバー、とっても面白いです! (2020年8月13日 23時) (レス) id: bcb04ca200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meniichan | 作成日時:2020年6月20日 0時

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