30話 ページ30
「カエセエェェェ！！！」
人間とは思えないほど大きい図体
黒いインクの様なものが入ったひび割れた瓶の頭。
何ともおっかない怪物がそこにいました。
私はすぐさまその場から全力で逃げました。
恐ろしい怪物は「イシヲカエセ」と叫びながら私を追いかけます。
その途中で、グリムさんたちと合流しました。
エース「･･･ユウ！」
「あっ！皆さん！」
デュース「無事でよかっ･･･た！？」
「イジハ･･･オデノモノダアアアアオオオオオオオ！！！！」
「「「で、出たああああああ！！！」」」
追いかけてくる怪物の姿を見て、グリムさんたちも一緒に逃げました。
そして、何とか遠くへ逃げ切りました。
デュース「なんだあのヤバイの！？」
グリム「ふなあああ！！あんなのいるなんて聞いてねーんだゾ！」
エース「めっちゃエグい！でも、ユウが無事でよかったぜ･･･」
デュース「あぁ、ゴーストに攫われた時ヒヤヒヤしたぞ」
「心配させてすみません。あ、そうだ！先程奥の方に魔法石を見つけたんです」
デュース「！！ 本当か！？」
「はい、確かポケットに･･･あれ？」
エース「ん？どうした？」
「あー、落としちゃったみたいです･･･」
それを聞いた二人は、がっくしと肩を落とした。
グリム「やっぱり使えないヤツなんだゾ」
「めんぼくありません･･･でも、魔法石のある場所は知っています！他にも沢山ありましたから、そこへ向かいましょう」
エース「そうなのか！？」
グリム「むむむむむりむり！いくらオレ様が天才でもあんなのに勝てっこねぇんだゾ！」
デュース「だが魔法石を持ち帰らなければ退学･･･僕は行く！」
エース「冗談でしょ！？」
「一人じゃ危険です！」
デュース「俺は絶対に退学させられるわけにはいかないんだ！」
そう言って、デュースさんは怪物の目の前に立ち塞がった。
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meniichan(プロフ) - コメントありがとうございます！これからも頑張って行きますので、よろしくお願いします！ (2020年8月15日 9時) (
レス) id: 4d28e4eef1 (このIDを非表示/違反報告)
サマー・ルナ(プロフ) - 人類は衰退しましたとのクロスオーバー、とっても面白いです！ (2020年8月13日 23時) (レス) id: bcb04ca200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2020年6月20日 0時
