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イケメン少女、沈黙 ページ5

私は知っている。中也くんを、そして“私”を知っている中也くんを。

でも今は違う、私は男、目の前の彼は先輩。

自分語りなんてしない。私が語り手だからってそんなことに興味を持つ読者も居ないだろうし。



『……へぇ、そうですか。僕が男で済みませんね。』

「別にいい。俺が勝手に勘違いしてただけだからな。」

『その、僕じゃない徳田Aさん。苛められてたんですか?』



というか、私は中也くんにそういうことは伝えていなかったと思うけど。

何なの、ストーカー?

私にモテて欲しく無いって言うの(それは違う)?



「………



彼奴、不登校になる迄、辛そうに目を伏せていた。

それくらい俺だって察せるぜ」



……私が?

顔に出てた、ですって?

ポーカーフェイスには自信あったんだけどな。自信喪失だよ。

問いたださなくちゃ。



『あの、それって_____』



キーン、コーン、カーン、コーン。

始業のベルが、私の言葉の邪魔をした。

仕方ない、教室戻るか。

中也先輩もひらりと手を振って去っていく。

私も歩き出した_______ねぇ。





何なんだと思う?

必死に無視してきて、でも出来なくて、今、無視に耐えられなくなって、

ねぇ。





どうしてこんな、心臓うるさいの?

あたし、どうしちゃったんだろ……

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 学スト , 双黒   
作品ジャンル:アニメ
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翠雪(プロフ) - 妄想じょしさん» 有難うございます!拙文でよければ出来るだけ頑張りますbb (2018年5月13日 23時) (レス) id: 5a9bd719db (このIDを非表示/違反報告)
妄想じょし - 大変ですね…。頑張って下さい!更新がゆっくりでも楽しみにしてます(≧∇≦) (2018年5月10日 20時) (レス) id: e10f2bacab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翠雪 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月4日 20時

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