さんじゅういちわめ ページ32
you side
コネシマくんはエビが嫌い
鬱くんはバラ科アレルギー
シャオロンくんは不人気
2人にいろいろなことを教えてもらう
他にもいろいろあった筈なんだけど、あんまり覚えてない
頭に入ってこない
『はぁ…』
また、頭にあのことがよぎる
どうやったら忘れられるんだろう…
cn「？？…あ！ありましたよ！白いやつ！」
白いやつ
一瞬なんのことか分からなかったが、思い出した
パン屋の名前だ
ドーム型の白色の建物で、
窓から見るに、だいぶと人が入っている
…そういえば
『…さ、さっきこっち方面に、用が、あるって言ってたけど、いいん、ですか、？』
コネシマくんたち程ココロを開いたわけではないので敬語で聞く
2人も敬語だし
em「あ、私たちの用はあとででも大丈夫なんで！お気になさらず！」
離れてくれないのか…
ただ、2人がいるのは少しココロ強かった
本当に「兄貴」がいるのなら、やっぱりちょっと怖い
cn「それより早く行きましょ！俺もお腹空いたしなんか買おかな〜！」
チーノくんが走って先に行ってしまう
em「あ、ちょっと、チーノくん！？」
あちゃー、といったような表情でチーノくんの背中を見た後、
em「私たちも行きましょうか！」
私に向き直り、にっこりと笑う
…太陽の光に照らされた天使はみんなこんなに綺麗になのだろうか
コネシマくんとはまた違った、この世界の言葉では形容できないような優しい柔らかい笑顔
さっき笑ってくれた時は、絵本をもらったことが嬉しすぎてあまり見ていなかった
em「顔にゴミでもついていますか…？」
見すぎたのか顔を逸らしながら聞いてくる
やっぱり女子に慣れてないのか
『いえ…い、行きましょう…！』
今度はこっちから声をかける
エーミールくんは少しだけ驚く素振りをした後大きく頷いた
エーミールくんの笑顔を見たら、さっきのことなんてどうでもよくなってきた
きっとコネシマくんを見たらまたマイナスな考えになるんでろうけど…
今だけは忘れれる気がする
エーミールくんはコネシマくんとはまた違った魔法を使えるらしい
嫌なことを忘れさせてくれる、全てを包み込んでくれそうな安心できる優しい魔法
その魔法にかかってしまった私はやはり自然に笑顔になれた
−−−−−−−−−−
順位が上がり、お星様も赤色になりました！皆様のおかげです！ありがとうございます！
これからもこの作品をご愛読いただけると嬉しいです！
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ばななまん - 初コメ失礼します！先日見かけて楽しく読ませていただきました！もし苦でなければ続きも楽しみにしています！主さん実体験の恋愛物語も見てみたいのでよければ検討お願いします！ (10月10日 23時) (
レス) id: b4aa14c532 (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら(プロフ) - 匿名くんさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けてとても嬉しいです！応援もありがとうございます！これからも頑張ります！ (2021年7月16日 9時) (レス) id: 05fd1bbda4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名くん - 初コメしつれいします､楽しくよませていただいています｡応援してます､！ (2021年7月15日 19時) (レス) id: b3faa4a7dd (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - いえいえ気付けて良かったです！！(^^; (2021年6月12日 22時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら(プロフ) - 愛月咲良さん» いや本当にすみません！変換ミスです…ご丁寧に教えていただきありがとうございます！ (2021年6月12日 20時) (レス) id: 05fd1bbda4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずかすてら | 作成日時：2020年5月26日 13時
