よんわめ ページ4
you side
pi「どういたしまして！」
ぺいんとさんも笑顔で返してくれた
pi「それパン屋さんで買ったんだけどね！そのパン屋さんここまっすぐいった町にあるから！俺たちの知り合いが営業してるんだ！よかったら行ってみてね！」
紙袋をみると丸字で「白いやつ」と書いてった
…これが店の名前？
文字の横には蝶ネクタイをつけた無表情の小人みたいな絵もあった
よくわからないな…なんのキャラだ？
他の3人も一つずつ物をくれた
猫耳のついたパーカーを着ている、クロノアというらしい人は高そうなフード付きのポンチョをくれた
kr(クロノア)「女の子の服は持ってないけど…それならその服も隠せるんじゃないかな？その服で町に行くのは嫌だろうし」
『こんな高そうな物…ありがとうございます」
これなら顔も隠せるし、寒くもない
しばらく破けもしないだろう
袋を被ってるトラゾーという人は小型のナイフをくれた
tr(トラゾー)「護身用に持っといた方がいいよ？」
pi「え、それ前買ったばっかりじゃなかった？」
tr「そうだけど、やっぱり今のやつの方がいいなと思って」
これも高級そうだ、軽くて使いやすそう
『ありがとうございます』
トラゾーさんはニコっと笑った
3人より背が低くて、童顔の死神という人は…
sn(死神)「ぼ、僕渡す物ないよ〜！さっき町で自分が使う物以外売っちゃった！どうしよ！」
別に、無理してくれなくてもいいんだけど…
sn「あ、そうだ！お金少しあげるよ！」
『え、』
sn「大丈夫！お金がないと何にも買えないでしょ？」
『た、たしかにそうですが…』
動かないからなんにも買わないんだけどな…
「はい！」とくれたお金はざっと計算して100ゴールドだった(1ゴールド100円)
『！！』
sn「こんぐらいないと生活できないでしょ？」
『ありがとう…ございます』
なんで家出したという赤の他人にこんな優しくできるのだろう
他の人は冷たい目を向けてきたのに…
悪魔と知っていた人なら尚更酷い扱いをして…
同じ人間なのにこんなにも違うのか
いや、この人達も私が悪魔と知ったら…
これ以上考えるのはやめよ
久しぶりに立って、頭を下げた
『本当にありがとうございます』
pi「いいって！顔あげてよ！俺も家出したとき、こうやって助けてもらったんだ！」
『そうなんですか』
tr「ぺいんと、そろそろ行かないと」
kr「きみも気が済んだら家に帰るんだよ」
sn「バイバーイ！」
pi「笑顔を忘れずにね！」
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ばななまん - 初コメ失礼します！先日見かけて楽しく読ませていただきました！もし苦でなければ続きも楽しみにしています！主さん実体験の恋愛物語も見てみたいのでよければ検討お願いします！ (10月10日 23時) (
レス) id: b4aa14c532 (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら(プロフ) - 匿名くんさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けてとても嬉しいです！応援もありがとうございます！これからも頑張ります！ (2021年7月16日 9時) (レス) id: 05fd1bbda4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名くん - 初コメしつれいします､楽しくよませていただいています｡応援してます､！ (2021年7月15日 19時) (レス) id: b3faa4a7dd (このIDを非表示/違反報告)
愛月咲良(プロフ) - いえいえ気付けて良かったです！！(^^; (2021年6月12日 22時) (レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
すずかすてら(プロフ) - 愛月咲良さん» いや本当にすみません！変換ミスです…ご丁寧に教えていただきありがとうございます！ (2021年6月12日 20時) (レス) id: 05fd1bbda4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずかすてら | 作成日時：2020年5月26日 13時
