【ひぐらしのなく頃に業】信じるとは。 (ページ7)

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圭一side

「…言っとくが俺のデコピンはベニヤ板ぐらいなら割る！」

「ひぃいいい！」

沙都子は俺の手から逃れ梨花ちゃんに抱き着く。まったく呆れるぜ…

「ふわぁぁぁん！」

「泣いちゃだめです沙都子。
ファイトおー！です！今度はもっともっとすごい罠で圭一をぺちゃんこなのですよ！にぱー☆」

「ちょっと待てぃ…」

梨花ちゃん…味方だと思ってたのに…

「はぅ……沙都子ちゃんが泣いてる…お持ち帰りしt」

「ダメだからね？」

「じゃあ見てるだけ…見てるだけだよ…
それならいいよね…よね？」

『不審者…！？』

「ほら先生来たよ！早く片付ける！」

この雛見沢には

学校どころかクラスもひとつしかなく、年齢学年ばらばらの生徒たちがひとつのクラスで勉強している。

最初は驚いたもんだがもうすっかり馴染んでしまった。

「ねぇ圭一くん、Aちゃん、今度の日曜日魅ぃちゃんとレナでお散歩しながら雛見沢を案内してあげたいなって思ってるの！」

「もちろん来るでしょ？」

「ヒマだったらな」

「女の子が誘ってんじゃーん！！」

「…圭一くんヒマじゃないのかな？…かな？」

「ヒマだ」

「おうおう！魅音さんとレナさんじゃずいぶんと温度差がありますじゃーん！？」

「で、Aはどう？」

『…行けたら行く』

レナ「もしかして忙しいのかな？…かな？」

『じゃあ行く』

「おうおう！こっちも温度差激しくておじさん悲しいよ！？」