【ひぐらしのなく頃に業】信じるとは。 (ページ13)

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鬼騙し編其の壱 ⑨　圭一side ページ13

沙都子「をーっほっほっほ！わたくしのトラップと比べれば梨花とAはまだまだお子様ですわー！をーっほっほっほっ！」

A『はは…また負けちゃった…』

沙都子「をっほっほっ！！！さすがわたくしですわ〜！」

魅音「沙都子…もうそれぐらいで…」

梨花「ボクの完敗なのですちっとも悔しくないのですよ〜」

そう言うと梨花ちゃんは後ろのロッカーの扉を開け、箱を持ってきた。

梨花「勝った沙都子にボクからのプレゼントなのです」

沙都子「…をっほっほ！さすが梨花！わかってますわね！」

梨花「おめでとうなのですよにぱー」

カチッという音がした瞬間、沙都子は箱から飛び出てきたボクシンググローブに殴られ宙に浮かんだ！！！！

圭一「沙都子おおおおお！？」

沙都子「な……何が起こったんですの…？」

魅音「ぷっ…あっはっはっは！！さっすが梨花ちゃん」

沙都子を見ると…なんと顔面に"KO"という文字が押されていた！

A「沙都子…顔みて…」

沙都子「なんですのこれーーーーー！？」

梨花「沙都子のトラップに対抗するために用意していたのですよにぱー！」

沙都子「りぃぃぃぃかぁぁぁぁ！！！！！！待ちなさいってばぁあああ！！！！！」

魅音「いやいや…やっぱり梨花ちゃんには敵わないね…

…？レナ？」

レナ「あ…ごめんっ」

さっきから静かだったレナはよく見ると少し赤い顔をしていた。

レナ「楽しくて疲れちゃったのかな…？少し体調が…あはは…」

圭一「おいおい…大丈夫か？」

レナ「うん…ちょっと保健室で休んでから今日はもう帰るね」

A『レナ。』

レナ「？」

圭一「…ケンタくん元気になったら手伝ってやるから！」

レナ「…うん…」

沙都子「わたくしも顔を洗ってまいりますわこんな顔では恥ずかしくて外を歩けませんもの
　レナさん、保健室まで見送りますわ」

レナ「はぅ…沙都子ちゃんありがと…

はうぅ〜♡お顔のスタンプマークかぁいいよぅ…お持ち帰りぃ〜〜」

沙都子「なんでそうなりますのーーーー！？」

魅音「…今日はお開きみたいだねぇ」

圭一「…そうだな」