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A「お疲れ様でしたあ」


てつや「お疲れ〜」





1日の撮影が終わって、各々てつやの家から自宅に帰る。




としみつ「…あ、A!」


A「はーい。何ですか?」


としみつ「あ、えっと、」


咄嗟に呼び止めたものの、話すことなんて考えとらん。


A「ん?」


としみつ「あーあの、今日も車?ですよね」


A「え?ふふ、何で敬語なんですか?としみつくんおもしろ。」


りょう「毎日車で来とるんだからいきなり変わるわけないじゃんとしみつ〜、どうした〜?」


としみつ「う、うるせえ!車じゃないなら送ってこうかと…」


A「車ですよ。気持ちだけもらっときます、じゃ、お疲れ様で〜す」


としみつ「お疲れ様…」







だめだめだ。


どうしようもない。


俺なんか、相手にされるわけがない。


可愛くて、愛おしくて、まともに会話ができん。


りょうが俺の肩をぽん、と叩いた。





りょう「ドンマイとしみつ。」





なんでこいつこんな勝ち誇った顔なんだよ。

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作者名:するめ長官 | 作成日時:2019年7月7日 16時

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