今日も隣に。【東海オンエア】【としみつ】 (ページ33)

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#友達ページ33

としみつside

としみつ「…すまん。分からん。もう1回説明してくれん？」

虫眼鏡「…はあ？」

怪訝そうな顔で虫眼鏡がこっちを見る。

てつや「何回目よ、としみつサン。」

てつやまでもが呆れとる。

虫眼鏡「もう僕だめだー心折れそうだー」

机に突っ伏した虫眼鏡を見るてつやの顔は、同情そのもの。

てつや「だぁかぁらぁ！！！」

虫眼鏡「視聴者とYouTuber、ファンと有名人、この関係は崩れないわけよ、その子の中で」

としみつ「…何で？」

てつや「そりゃあ、"東海オンエアのとしみつ"が好きなわけで、現実世界で共存しようと思ったら難しいんじゃない？」

としみつ「…いやだから何で？」

虫眼鏡「イメージ崩れるから？」

てつや「動画見る楽しみなくなるから？」

虫眼鏡「シンプルにYouTuberじゃない素のとしみつに興味無いのかもよ？」

虫眼鏡の辛辣な意見に少しダメージを食らう。

てつや「ファンってさ、実際に応援する対象の人に会うと「何か違う」とか言って幻滅するわけよ。」

虫眼鏡「としみつ、UVERのメンバーといきなり飲み友になりたいと思う？」

としみつ「なりたいっちゃなりたいけど…なりたくないっちゃなりたくない」

虫眼鏡「そういうこと。」

てつや「有名人は有名人のままじゃないと、ファンは納得しないの！」

としみつ「うーん…」

言っとることは分かる。

だけど、どうしても納得したくない。

ここで折れたら負けだ。

相談相手のてつや、虫眼鏡はかなり親身になってくれた。

持つべきものは友達だ。

としみつ「ここから先に進むには？」

虫眼鏡「うーーん…俺はファンとか気にしねえ！黙って抱かれろ！って言っちゃうとか？」

てつや「何事も無かったように今まで通り接するとか？」

虫眼鏡「もうさ、好きです付き合ってくださいぐらい言っちゃいなよ。」

としみつ「…無理無理無理無理無理！…その段階じゃねえんだよなあ」

てつや「奥手ですなあ」

としみつ「お前と違って女片っ端から手出せる甲斐性じゃないからなっ」

てつや「ひどいなあとしみつ。」

ひどいのは、Aさんだ。