今日も隣に。【東海オンエア】【としみつ】

#泊めて ページ14

りょう「まあ、選択肢は1つしかないよね」


A「え？」


りょうくんが私の方を見ています。


りょう「泊めてあげてくれませんか？」


A「ええっ？！」


衝撃的なその発言に、私の頭はパンク寸前です。


としみつくんを家に泊める？！あの東海オンエアの？！


でも今目の前にいるとしみつくんは、


キラキラしたとしみつくんじゃなくて、素の、少し可愛いとしみつくんです。


A「えっと…」


りょう「ですよね、流石に失礼ですよね、無理言って…」


A「だ、大丈夫ですよ！」


りょうくんの言葉を遮る。


A「外で寝かす訳にもいかないですし…」


りょう「本当に？！うわ〜ありがとう！明日の朝必ず迎えに来るんで！」


りょうくんの顔がぱあっと明るくなりました。


りょう「ほら、としみつお礼は」


としみつ「ん〜？うあ」


壁にもたれかかってまた夢の中に落ちようとしているとしみつくんの顔。


やっぱり、可愛いです。









りょう「じゃあ、お願いします」


A「はい」


勢いで引き受けたものの、私の部屋にとしみつくんがいるという現実が受け入れられません。


りょうくんは爽やかな笑顔を残して帰っていき、


としみつくんは床で撃沈。


そっとタオルケットをかぶせて、頭の下にクッションを押し込む。


本当にこんなことがあっていいのでしょうか。


不安になります。すごく。


東海オンエアのグッズ、向こうの部屋にしまっといてよかった。


見られずに済みました。


私ももう眠さの限界です。


ベッドに潜り込んで、すぐにまた眠りについた。

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