ブラックジョーク。 ページ18
結局、個室のあるイタリアンのお店に来た私達。
しばゆー「ピザうまっ」
りょう「で、詳しく聞かせてよ」
りょうくんがこっちを見て明らかにニヤニヤしとる。
A「いじる気満々やん」
としみつ「デマでしょ？これ」
A「デマだよ」
カンタ「昨日の夜トレンド入りしてたらしい」
A「え？」
カンタに見せてもらったTwitterのスクショは、確かに私とみのの名前がトレンド入り。
A「そんな広まってんの、既に」
としみつ「なんで急に？」
A「いや、昨日みのと飲みに行っとって結構視聴者さんに会って」
トミー「ああ〜、なるほど。この写真がそれ？」
Twitterに誰かが載せたであろう私とみのが2人で歩く写真。
A「めっちゃ盗撮やんうざ。」
カンタ「口悪い口悪い」
しばゆー「トレンド入りするほど？」
A「いや、みのが濁すんだもん」
としみつ「聞かれた時？」
A「うん」
りょう「濁しそうな感じはする」
としみつ「俺も想像ついたわ」
ピザを人数分に切り分けながら私はイライラする。
盗撮とか、本当民度低い。
りょうくんが取り分けてくれたサラダをもぐもぐするとしみつと少し目が合って、
また思い出す。
そうだ、りょうくんとチューしたんだった…
ああもう、面倒くさい。
これだから女1人ってのが嫌なんだ。
「男女」の壁は、越えれん。
カンタ「ま、そのうちほとぼり冷めるでしょ」
としみつ「デマだからね」
トミー「Aはそういう人いないの？好きな人とか」
トミーにしては珍しい質問。
A「おらんよそんなの」
カンタ「へえ〜」
意外そうにしてくるカンタ。
A「え、何その反応」
トミー「いやあ、そろそろりょうあたりと入籍とか無いのかなーって」
思わず飲んでた紅茶を口から吹き出しそうになった。
A「無いって！！無いから！！」
りょう「ええ？そんな否定する？？」
A「うるさい。面白がらんでよ。」
りょう「俺はいつでもいいのになあ。Aが嫌って言うからなあ。」
A「ちょ、本当にやめて！」
トミーとカンタがニヤニヤしながらヒューヒュー言ってくる。
ブラックジョークすぎるわ、本当。
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作者名：するめ長官 | 作成日時：2019年8月9日 18時
