友情ルール。 ページ22
A「え、何それ?聞いとらんけど」
虫眼鏡「なーんだ、Aの事か。僕てっきり全然違う女が出てくるのかと。」
A「いや虫さんそこで納得は謎すぎん?」
ゆめまる「仲良くやろーよー」
ゆめまるはもう飽きたっぽくて、ソファにドスン、と腰掛けた。
そして大きな欠伸をひとつ。
くまみたいだな、太りすぎて。
てつや「いやだってそんなんズルやん!!!」
A「いや、ズルとかないし」
虫眼鏡「ルール違反だね」
A「いやいや何のルール?」
てつや「友情ルール。」
A「何だそれ」
虫眼鏡「面白そうだなこれ…」
ぼそっと言った虫さんの声。
気付いた時には虫さんの手にサブチャン用カメラ。
仕事が早い。
虫眼鏡「てつやととしみつが喧嘩したみたいです。」
ゆめまる「くだらーん理由で。」
てつや「くだらんことは無い!!大事なことだ!!」
A「…呆れて何も言えん」
虫眼鏡「としみつ〜〜〜〜〜〜!!!」
虫さんが大声でとしみつを呼んだ。
バタバタ音がして扉が空く。
としみつ「え?何?」
虫眼鏡「撮影終わった?」
としみつ「え、うん。今片付け中」
虫眼鏡「ちょっと来て」
としみつ「え?え?何が?何?」
プチパニックのとしみつがオロオロしながら近寄ってくる。
虫眼鏡「てつやと仲直りしなさい」
としみつがその言葉を聞いた瞬間ムッとしてみせた。
としみつ「やだわ」
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作者名:するめ長官 | 作成日時:2019年8月9日 18時