Precious３８ ページ38
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ...
ごく普通のアパート。
高木くんが言うには教室に通いやすいように高木くんのお母さんが涼介に部屋を貸しているそう。
だから涼介は教室に通い始めてからひとり暮らしをしているらしい。
もう独立してるんだ...
意外としっかり者の涼介に勝手に感心していた...
ていうか、あれ...？
インターホンを押してもなかなか出てこない涼介。
まさか起きれなくなってる？
倒れてないよね？
寝てるとか？
色々な思考が浮かんでどうしようかと焦っていると、
ガチャ....
涼介「だれっ？.........あ。」
いつもみたいにセットされている髪はボサボサで
瞼はほとんどあいていない。
スウェットを着て気だるそうな涼介が出てきた。
「大丈夫？！」
今にも倒れそうな涼介。
私がそう叫んだ瞬間、案の定立っているのが限界に達したのかこちらに倒れ込んできた。
慌てておでこに手を当てると、
「あっつ...！やばい寝かせなきゃ...」
一応"お邪魔します"と呟いて
頑張って涼介を運ぶ。
ひとり暮らしだからご飯を作ってくれる人もいなければ看病してくれる人もいないのか...
「ちょっと待ってね...すぐラクになるから！」
涼介をなんとかベッドに寝かせると
先ほど高木くんと岡本くんと薬局で買ってきた冷えピタをオデコに貼る。
枕も氷枕にかえて、脇の下に保冷剤をタオルで包んだ物を挟んだ。
少しはラクになったかな...。
「もう、こうなるまで無理しないでよ...
熱あるなら言いなさいよ...」
ぼそっとそう呟いてみれば、
涼介がゆっくり目を開いて私を見る。
トロンとしている目と、赤く火照った顔。
苦しそうに息をする涼介。
「バカ涼介...っ
何で昨日断らなかったの...っ」
誰にも連絡出来ずに1人で苦しんでいたんだと思うと
何だか私が泣きそうになってしまう...
涼介「だってお前...
友達と、出かけるんだ...って...
嬉しそうにっ...してたから」
涼介「俺が髪セットしてやんなきゃ····って、」
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のん - パスワード、教えてください。読む事がとても楽しみなんです (2018年2月10日 21時) (
レス) id: 3788a9712e (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - パスワード教えてください！ (2018年2月10日 20時) (レス) id: 489632b2af (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - ○スルメ大人ペイストのパスワードって何ですか？ (2018年2月4日 18時) (レス) id: 28b0f924a5 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - パスワードを教えてほしいです！ (2018年2月1日 2時) (レス) id: af442864f2 (このIDを非表示/違反報告)
Nachu.R.Y(プロフ) - パスワード教えてほしいです!! (2018年1月28日 19時) (レス) id: 96dff7d91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ
x他1人 | 作成日時：2017年7月2日 15時
