Precious Girl 【Ryosuke.Y】 (ページ33)

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Precious３３ページ33

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愛未「てか、ずっと気になってたんだけどさ、

西井さんは何で急にイメチェンしたの？」

「へ？」

まさかの愛未ちゃんからの質問に思わず間抜けな声を出してしまった。

愛未「だって言い方は悪いけど西井さんってあんま目立たないタイプだったじゃん？

正直私も逆の意味でクラスに馴染めないでいたっていうかさ...」

逆の意味で...

愛未ちゃんは私とタイプは全然違った。

私と違って、むしろ目立ち過ぎてしまう愛未ちゃんはどうやら見た目の印象からか

みんなから怖がられてしまうよう。

私も最初愛未ちゃんのこと怖いって思ってたしな...

だけどクラスに馴染めなかったのは愛未ちゃんも一緒だったんだ...

愛未「まぁ分かってるんだけどね笑

こんな茶髪でギャルみたいな感じだし、

遅刻は当たり前だし、先生から怒られてばっかだし...(笑)

私悪いことばっかやってるからさ(笑)
周りから見たらただの怖い不良だもんなぁー(笑)」

「話してみると全然悪い子じゃないのに...」

愛未「ふふ(笑)ありがと(笑)

ま、正直さ、西井さんにも避けられてるなっていうのは最初から感じてたし、でもなんか西井さんとは仲良くできそうな気がしてさ、

そしたら急にイメチェンするからビックリして(笑)

おかげで話しかけやすくなったから助かったんだけど笑」

ずっと話しかけようとしてくれてたんだ...！

嬉しすぎるよもう...

愛未ちゃんには包み隠さず全部伝えたいな。

「実はね、イメチェンっていうかね、

これ自分ひとりの力で出来てる訳じゃないの...」

愛未「どういう...」

「もともとこういうのに全く興味無かったんだけど、

最近気付いたら自分が興味あることに気付いて...

そしたら、3人の友達っていうか知り合い？と出会って...」

上手く話がまとまっていないグチャグチャな会話。

なのに愛未ちゃんは飽きずに聞いてくれる。

「勉強中なの...

その3人に教えてもらってるんだお洒落について。」

愛未「もしかしてその3人って...

最近西井さんが一緒にいる山田とか？」

「そう！」

愛未「そーなんだ！なんだぁ、恋でもしてるのかなって思ってたんだけどな(笑)」

こ、こい.....

「.......///」

愛未「あれ？(笑)

恋もしてるの？(笑)」

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