Bed in the Love 2nd【Daiki.A】

Bed＊５４　Shiho ページ6

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プシュ……


缶ビールの栓を空けると缶が合わさる音が外に響いた。





春「まさか居酒屋がいっぱいだとはねー…

ごめんね。帰りたかったら遠慮しなくていいからね？」



近くの居酒屋が運悪く満席で、遠出するのもあれだからって

コンビニでビールを買って公園に来た私達。




ブランコに揺られながらビールに口をつける。





志「大丈夫です…


何だか飲みたい気分だったんで」




夜風が頭を冷やしていい感じに酔いからさましてくれる。





春「やっぱ何かあったんだね。



どーしたの？」



悩んでる原因は大貴くん…だなんて同級生の彼女に言えるはずなくて黙り込んでいると。





春「大ちゃんでしょ？



ふふ。気付いてないとでも思った？」



イタズラをした子供のように微笑む。




志「やっぱ…分かります？」





春「そりゃあねー笑

初めて大ちゃんのお店行ったときから、

あ、あの子大ちゃんのこと好きなんだなって思ってた。」





自分のバレバレな気持ちに頬を赤く染めると頭に伸びてきた彼女の掌。






春「思いっきりぶつかっていいと思うよ。




大ちゃんいい奴だし。むしろ…

あいつ自分には鈍いから言わなきゃ分かんないのよ笑」






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