Bed＊９０ ページ42
・
「そんな…変？」
私の未来の自分へのメッセージをみてニヤニヤしている有岡に何だか恥ずかしくなってくる。
大「別に変じゃないよ(笑)
ただ新崎らしいなって。」
そう言ってニッコリ微笑んでくるから咄嗟に視線を逸らす。
「あ、有岡は何書いたの…？」
大「え？俺はー…
なんだろ。そんな昔のこと忘れた(笑)」
なんだつまんないの。
でもそれもそうか…。
現に私もこんなの書いてたの忘れてたし。
大「てか、お前時間大丈夫？」
「え？」
有岡にそう言われて時計に目を向ければ、もう家を出なきゃいけない時間。
「やば！卒アルのんびり見すぎた！」
残りの食パンを平らげてコーヒーを飲みながら家を出る準備。
「あ、バスタオル置いてあるからね！
スウェットは洗濯機に放り込んどいて！
あ、あと鍵！」
のんびり砂糖いっぱいのコーヒーを飲んでいる有岡の前に鍵を置く。
「有岡も遅刻しないように来てよ！」
大「はいはーい。いってらっしゃい。」
ゆるゆると手を振る有岡に何だかこうゆうのいいなって…
こんな日が続けばいいのにって思ってたら咄嗟に口から、
「今日は有岡ん家ね！
決まり！行くから！」
大「え、は？！」
「行ってきまーす！」
軽くいい逃げ。
てかいい逃げ。
だって好きな人と毎日でも一緒にいたいじゃん。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1808人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩花(プロフ) - この話すごく好きです。いつもきゃぁって言っちゃいます笑 (2018年9月1日 0時) (
レス) id: 605e999d7c (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - この作品のlastのパスワードってなんですか？ (2018年9月1日 0時) (レス) id: 605e999d7c (このIDを非表示/違反報告)
miuyr5924hsj(プロフ) - このお話大好きです！読み返しているのですが3も見たいです( .. ) (2018年8月4日 8時) (レス) id: bd5469ab72 (このIDを非表示/違反報告)
山田なお(プロフ) - この作品､もう何度読んだことか…でもまた読みたくなってしまう…本当素敵な作品です！！ (2018年7月17日 0時) (レス) id: ca49053d2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。 - ドストライクすぎるお話です！毎日更新まだかなってウキウキしてます笑これからも更新がんばってください！！ (2018年7月14日 22時) (レス) id: bf4469aca8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：するめ
x他1人 | 作成日時：2016年12月20日 22時
