Bed*88 Daiki ページ40
・
大「んっ………」
目が覚めたら隣にいたはずの新崎がいつの間にか居なくなってて、
変わりに居たことを示す温もりとリビングから漂ってくるいい匂い。
枕元に置かれていたスウェットに着替えてリビングに行けばスーツ姿の新崎がキッチンに立ってた。
「おはよー。寝過ぎじゃない?」
大「ん、...はよ。気付いたら寝てた。」
テーブルに並べられた朝ご飯にまだ完全に起きていない脳も目が覚める。
大「うまそ。」
「安心して、砂糖いっぱいいれたから!」
そう言いながらコーヒーに指先を向ける。
また子供扱いされたのが気に食わないが
それより今のこの状況の幸せの方が勝ってしまう。
大「こんな朝から何してたの?」
「何って、お風呂入ったり…あ、てかスウェットしか無かったんだけど大丈夫?」
大「ん。大丈夫。
てか俺も風呂入ってねーし、どーせすぐ着替えるから。」
「お風呂勝手に入ってね。私しばらくしたらもう行かなくちゃだから。」
そう言いながらコーヒーを運んでくる。
ウェディングプランナーは朝早くから準備があるらしく
早めに式場に行かなきゃいけないらしい。
「よし、食べよ?」
そう言われて椅子に座ろうとするとタイミング良く目に止まった一冊のアルバム。
リビングにある小さな棚にたてられていたそれは、凄く懐かしみのあるものだった。
大「なつかし…アルバムじゃん。」
「あー、……………これ?」
俺が思わず口にすると棚からそれを出した新崎。
「せっかくだし見ちゃおっか。
…………卒アル。」
・
1808人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩花(プロフ) - この話すごく好きです。いつもきゃぁって言っちゃいます笑 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 605e999d7c (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - この作品のlastのパスワードってなんですか? (2018年9月1日 0時) (レス) id: 605e999d7c (このIDを非表示/違反報告)
miuyr5924hsj(プロフ) - このお話大好きです!読み返しているのですが3も見たいです( .. ) (2018年8月4日 8時) (レス) id: bd5469ab72 (このIDを非表示/違反報告)
山田なお(プロフ) - この作品、もう何度読んだことか…でもまた読みたくなってしまう…本当素敵な作品です!! (2018年7月17日 0時) (レス) id: ca49053d2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。 - ドストライクすぎるお話です!毎日更新まだかなってウキウキしてます笑これからも更新がんばってください!! (2018年7月14日 22時) (レス) id: bf4469aca8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:するめ x他1人 | 作成日時:2016年12月20日 22時