Bed*83 ページ35
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「んぁ………んっ…」
大「…………Aっ…」
「……だい……きっ」
高校時代、誰が思っただろう。
唯一、有岡のことを苗字呼びしていた私と、
恋愛と全く無縁な有岡が、
今ではこんなに甘く、お互いの名前を呼び合ってるなんて。
大「もういいでしょ?」
キスの合間に囁かれたセリフ。
この伏し目がちな表情に弱い私。
可愛かったり…なのに急にオスになったり。
有岡のそんなところに不覚にもキュンとしてしまう。
「んっ………や、」
チュ、とわざとリップ音をたてるようにキスをすれば私の腰あたりを手で掴み持ち上げシンクに座らせる。
「ちょっと………///」
大「もう我慢できないんだってば。」
それが合図かのように服を捲り上げれば、お腹あたりに触れるだけのキスをいくつも落としていく。
「あっ……やだ…///」
大「じゃあ何?
首に付けられたいの?」
それはダメだ。
結婚式の日にスタッフが見えるところに堂々とキスマを付けているだなんて…
許される訳がない。
「だめっ...そこで、………いいから///」
大「ん………」
上から見下ろす形になった私は少しイタズラに癖のある有岡の髪の毛を弄る。
大「……んだよ」
「んっ...べつに……(笑)」
すると弄っていた私の手を不機嫌そうな顔をした有岡の手が掴む。
大「そんな余裕ぶっこいてられんのも今のうちだから。」
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彩花(プロフ) - この話すごく好きです。いつもきゃぁって言っちゃいます笑 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 605e999d7c (このIDを非表示/違反報告)
彩花(プロフ) - この作品のlastのパスワードってなんですか? (2018年9月1日 0時) (レス) id: 605e999d7c (このIDを非表示/違反報告)
miuyr5924hsj(プロフ) - このお話大好きです!読み返しているのですが3も見たいです( .. ) (2018年8月4日 8時) (レス) id: bd5469ab72 (このIDを非表示/違反報告)
山田なお(プロフ) - この作品、もう何度読んだことか…でもまた読みたくなってしまう…本当素敵な作品です!! (2018年7月17日 0時) (レス) id: ca49053d2b (このIDを非表示/違反報告)
ゆ。 - ドストライクすぎるお話です!毎日更新まだかなってウキウキしてます笑これからも更新がんばってください!! (2018年7月14日 22時) (レス) id: bf4469aca8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:するめ x他1人 | 作成日時:2016年12月20日 22時