Bed in the Love 2nd【Daiki.A】

Bed＊６０　Hikaru ページ12

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俺にとって定休日は不安でしかない。
せっかくの休みだっていうのに仕込み忘れはないか、とか考えるといてもたってもいられなくなる性格。


結局今日も店に来てしまい仕込み忘れがないか確認。



まぁちゃんと仕込みできてるんだけと…確認するだけで一安心。



大ちゃん頼りないから店の戸締まりは俺の担当なわけで、店の鍵も俺が持ち歩いてるから便利。




一安心したところで店の鍵を閉めていると…







光「今日定休日ですよ。」




どこかで見たことのある人物が店の前で立ち止まる。






涼「そっ………すか。」






あぁ、昨日の取引先の人だ。


確か大ちゃんのライバルだっけな…
昨日すっげぇ睨み合ってたような…。





涼「……また出直します」




苦虫を噛んだような表情で来た道を帰って行く。




光「待って。」






俺は差し込んだままの鍵をもう一度ひねると店のドアを開けた。







涼「………？」




光「暇なんで開けましょうか？」








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