束縛侑李くん。 -Yuri.C-

△１２▽　侑李side ページ12

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僕が家に帰ると、Aはスマホをイジりながらソファに座っていた。









「あ、おかえりー」









侑「何してんの....？」









僕がそう言ってスマホを覗くとAは何かを隠すようにして

スマホの電源を落とし机に置いた。








「なんでもないよ^^









私お風呂入ってくるね^^」









Aはそう言うとパジャマを持ってお風呂場に行ってしまった。









侑「なんだよ.........」









やましいことでもあんの？









僕は気づくと机に置いてあるAのスマホに手を伸ばした。









親指で画面をスライドしロックを解除すると


メールの受信BOXの画面が開いた。









さっきこれ見てたんだ。









僕は受信BOXのボタンをタップすると、先程送られてきたばかりだと思われるメールが開いた。









【伊野ちゃん】







送り主の名前は伊野尾ちゃん。









侑「.........っ.......」









恐る恐るメールの内容を見ると...









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知念と付き合ったんだね。


俺が言うことじゃないけど

おめでと。






それとこの前はごめん。



忘れてもらっていいから。



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侑「この前............」









僕は元の画面に戻して電源を落とすと机の上にスマホを戻した。









この前のって何だよ...









Aは何を隠してるの？









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