束縛侑李くん。 -Yuri.C-

△１１▽　侑李side ページ11

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はぁ......今日に限って何で伊野尾ちゃんと撮影なんだろ...









宏「お〜い...次知念と伊野ちゃんだよ」









侑「うん.....今行く。」









僕が楽屋から出ると僕に続いて伊野尾ちゃんも出てきた。









侑「............」








慧「............」









きまづい雰囲気のまま二人でスタジオに向かっていると。









慧「おめでと........」









突然伊野尾ちゃんが口を開いた。









慧「良かったじゃんか....」









若干うつむきながら喋る伊野尾ちゃんに腹が立ちつつも平常を保った。









侑「ありがと......」









慧「Aちゃん.........





知念のこと好きだったんだね...






それに、知念もAちゃんのこと好きだとか....





全然気づかなかった......笑」









伊野尾ちゃんは頑張って笑ってるつもりかもしれないけど


全然笑えてないからね？









侑「ごめん....僕..っ」



慧「謝るならAちゃん俺にちょうだいよ。」









侑「........は......」









伊野尾ちゃんの言葉は謝ろうとしていた僕の言動を止めた。









慧「.......って....









冗談だよ....笑









先行くわ」









僕がおかしくなったのはこの日からかもしれない...









伊野尾ちゃんに







Aは渡さないよ.......？









やっと捕まえたんだから。









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