◆story３３ 蝉 ページ34
・
岩「はいよ・・・・・」
俺は岩西から金の入った封筒を受け取った。
蝉「ここのビル・・・・・なんかすげー荒れてたぞ？」
岩「そうか・・・・ま、俺らには関係ないからな」
関係ないっちゃ関係ないけどさ・・・・
理由も知らずに殺せって言われてもいい気はしないよな。
まぁ、それで俺は食ってるけどよ。
岩「お前もう帰るか？」
蝉「おう・・・・・シジミ買いに行けなくなる。」
今日は結構日が暮れちまった。
俺は岩西と別れるとすぐに魚介屋に向かった。
もう閉まってんかな・・・・
どうかまだ開いていてくれと願いながら走った。
が・・・・・・・・
蝉「閉まってんじゃん・・・」
それもそのはず。
携帯で時刻を確かめるともう１０時だ。
蝉「普通やってねぇか・・・」
俺は諦めて帰ろうとすると・・・
蝉「・・・・・・・・・？」
シャッターが閉まっているというのに魚介屋の前でしゃがみこんでる女。
何してんだ・・・？
俺は不思議に思いながら女に近寄ると・・・・・
蝉「・・・・・・・・お前・・・・・・なんで」
そこにいた女は俺の知っている人だった。
「んっ・・・・・・・・・あ！蝉！」
蝉「何やってんだよ。
お前風邪ひくだろ」
「え・・・・・・・あ、心配してくれてる？
私なら大丈夫！バカは風邪ひかないって言うし！」
だからってひかない訳じゃねぇだろ；；
てか、コイツ寝てたし；；
「ていうか、私ずっと蝉のこと待ってたんだからね！」
は・・・・・？
「シジミ食べたかなって思ってさ」
なんだよそれ・・・・・
それでずっと待っててくれてたのかよ。
「蝉なら絶対来ると思ってね＾＾
北海道のお婆ちゃんからシジミがいっぱい届いたから
おすそ分けしに来たのと、シジミ料理タッパに入れて持ってきた＾＾
いっぱいあるから・・・・・・っ」
「ふざけんなよ・・・・」
「せ・・・・・み・・？」
俺さ、気づいたらお前のこと
抱きしめてた。
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283 - 感動しました (2017年10月25日 13時) (
レス) id: 31984c3611 (このIDを非表示/違反報告)
スルメ♪(プロフ) - 優利香さん» 文才ないので笑多分誤字も数え切れないほどあると思います笑大目に見てやってください笑 (2016年9月24日 12時) (レス) id: b713f675db (このIDを非表示/違反報告)
スルメ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2016年3月19日 14時) (レス) id: 4650c4dab6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この作品面白いです。更新待ってます。 (2016年3月19日 14時) (レス) id: ba2b2a9cc4 (このIDを非表示/違反報告)
めい涼介Love(プロフ) - スルメさん» 頑張ってください！楽しみに待ってます！ (2016年2月25日 21時) (レス) id: 30b30e5b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ x他2人 | 作成日時：2015年11月8日 1時
