true４４ 涼介 ページ4
・
メールの内容はシンプルだった。
『ごめんね。。。
会いたいです。
バイト先で待ってる。』
会いに行かないなんて選択肢はなかった。
大ちゃんがさっき慌てて出ていったってことは
大ちゃんは知らないってことだよな？
無意識だった。身体はただAを求めて
ただ会いたい一心で着替えて荷物をまとめた。
慧「あれ？山田ももう行くの？」
涼「ん。ちょっとね
んじゃおつかれ！」
俺はそう言うと楽屋を素早く出た。
優衣には『ごめん。終わりにしよう。』
ただそれだけのメッセージを送って。
メールの返信はきていた。
でも気付かないフリをした。
最低な男だってわかってる。
でも今の俺にはAのことしか頭になかった。
落ち着かない指でエレベーターのボタンを押す。
ちょーど何かの番組の収録が終わった頃なのか
なかなか来ないエレベーター。
手を強く握り締めて待っていると、、、
「何やってんの。バカ涼介。」
俺を引き止めたのは紛れもなくアイツだった。
涼「知念、、、」
侑「そんなに急いでどこ行くの？」
涼「、、、あのさ、、俺っ、、」
親にイタズラがバレた時のように、俺の頭の中は混乱していた。
そんな俺を見て知念はお腹を抱えて笑うと、、、
侑「ばーかっ笑
僕に隠せると思ってんの？」
涼「ちね、、「ムカつく」
言葉とは裏腹に知念は優しい表情を浮かべていた。
侑「本当に涼介ムカつく。
でも。
僕はそっちの涼介の方が好きかも。」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 465人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スルメ♪(プロフ) - いのちゃんLOVEさん» 実は作者はドロドロが大好きでして、、、笑楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月29日 23時) (
レス) id: b713f675db (このIDを非表示/違反報告)
いのちゃんLOVE - 切ないというか、、ドロっとしてますね;;;;でも、面白かったです♪♪ (2016年10月4日 19時) (レス) id: 1c7c3559dd (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - スルメ♪さん» わざわざ、ありがとうございます！公開するんですかっ!?楽しみにしていますね(*´艸｀) (2016年8月29日 13時) (携帯から) (レス) id: 1451811d0c (このIDを非表示/違反報告)
スルメ♪(プロフ) - くみさん» はじめまして！涙していただけたなんてとても嬉しく思います！ﾊﾟｽﾜｰﾄﾞがかかっているものは準備中になっておりまして、公開できる形になりましたら報告させていただきます！近日中に１つ公開予定なのでもう少しお待ち頂けると幸いです^^ (2016年8月29日 8時) (レス) id: b713f675db (このIDを非表示/違反報告)
くみ(プロフ) - スルメさん、はじめまして、くみです。小説、読ませていただいています！すごく、感動して涙しました…(´；ω；`)パスワードのついてる小説を読みたいのですが…パスワードは、どうすれば？はじめましてなのに、すいません！ (2016年8月29日 1時) (携帯から) (レス) id: 1451811d0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：するめ
x他1人 | 作成日時：2016年5月16日 17時
