*.☆一松girlと、まだ一松girlなってないgirlのための短編集“Che tipo di pino ti piace?”【短編集】*.☆

・ストーカーと私 ページ38

※夢主宅です






『一松……あのね……私ストーカーに付きまとわれているの……』



不安を一つ一つ吐き出すように私はそう言った







一松「ストーカー？」


『うん……』








一松「そう言えば、あんたの家に来る時……柱の所に誰かがいた気がしたけど……」



っ！やっぱり……気のせいじゃないんだ









『一松！私どうしたらいいの……？』




ストーカーが私の家の前にいるって分かったら……外にも出られないし……






私がそう言うと、一松は私を抱きしめた




一松「大丈夫……俺が何とかするから……」







…………………………………………





『え……？』



一松「ストーカー行為やめて欲しいんでしょ？」









『……うん』




今、一松がすごく怖かったような……




……気のせいだよ……ね？









『あ、警察……一応相談した方がいいよね？』





一松「それはやめてた方がいいんじゃない？確かな証拠はないし」







そっか……









『どうしたら、やめてくれるんだろう……』



一松「どうしたら……ね……」








？やっぱり一松の様子がおかしい？





一松「ねぇ、A……Aが今出来ること教えてあげようか？」




『？……うん』









そう言うと……一松の手がこちらに伸びてきた



『？…………んｯ！？』









突然キスをされ、何かを飲ませられた





一松「とりあえず眠っていてよ……」









その言葉を最後に私の意識は途絶えた────







(続く)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



何やら怪しげな一松……



その答えは次回で！！





お楽しみに(なんかの予告みたい笑)

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