☆ﾟおそ松girlのための短編集“Fallo, ragazza Osomatsu!”【短編集】☆ﾟ

・吸血鬼【リクエスト】 ページ5

リオ様リクエスト





『はぁっ……はぁっ……』







私は、走る……








早く行かないと、友達を救えない！









この村には、昔からの言い伝えがあった……









吸血鬼に生贄を差し出すと、村は安全だと……









最近までは、行われることは無かった……









けど、ここ数日で……災害や、作物の不作が続きすぎた








そこで、生贄を差し出すことになった……選ばれたのは友達……










だから、早く行かないと……私が代わりにならないと……









『はぁっ……はぁっ……』








？「あれー？君、どうしたの？こんな所で……」









え？









目の前には男の人……見た目的に、年齢は、私とそこまで変わらない









『友達を助けたくて……あの！生贄が連れていかれる場所知りませんか？！』









？「ふーん、友達ねー……行ってどうすんの？」









……何この人……









『そんなの！私が代わりになって……』









？「へぇ〜、俺さ、おそ松って言うだよねー……君のこと気に入っちゃった」








おそ松…………さん………？…………………









気がつくと、日が暮れていた









『夜……早く助けなきゃ……』









おそ松「あー、その友達なら、もういないよ」







え？








おそ松「あれ？ここまで言っても分かんない？この姿を見ても？((ﾆﾔｯ」










…………吸血鬼……









『っ……』








私は、走る……









友達を助ける為ではなく、自分が助かるために







おそ松「あれぇ？逃げんの？……生贄なのに？






所詮、人間なんてそんなもんだよなぁ……





せいぜい、楽しませろよ？((妖笑」





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



怖い感じを出したかったんですよね……







結局、友達は、おそ松に血を吸われ……死に至る






Aさんは、おそ松を楽しませるための道具……でも、最終的には( ´艸｀)ﾑﾌﾌ







おそ松「いや、最終的にはって言えば、いいと思ってるだろ……お前





なぁ、リオ！もっといちゃいちゃさせて欲しかったよなぁ？……あ、リクエストありがとな」

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