無個性の主張 ページ40
主人公は無個性ですが無力ではありません。
そんな主人公と無個性な子達の組織【オリジン】とヒーロー側の奴らとの全面戦争のお話。
「ごーしゅじん！」
「はいはい、何？」
「いつになったら、あいつらみかえせるの？」
「もうちょっと待って。まだ万全じゃない」
機械やら書類やらが乱雑に置かれている部屋。
これが、俺の研究室。
「主人、そこまで慎重になる必要がありますか？」
「俺たちは無個性なんだから、危険は犯したくないでしょ？」
「でもさぁ、主がいれば負けないでしょ？」
「それは買いかぶりすぎ。君たちにもちゃんと働いてもらうからね」
この子達は、俺が拾った子。
皆何かしら辛い過去がある。
俺を含め5人の無個性な奴の集まりだ。
「主君、まずは何をなさるおつもりで？」
「ああ、まだ言ってなかったな。まず手始めに、ヒーローの卵達と手合わせだな」
「手合わせ？」
「ヒーローの卵……とですか？」
「そう。どのくらい通用するのか、見極めないとね」
「おい、聞いたかよ！！」
ここは雄英高校のA組、ヒーロー科である。
「あ、ヒーロー科の生徒が襲われたって話？」
「それ、私もニュースで見た！」
「今月に入ってもう7回目だな」
最近の話題といえば、ヒーロー科の生徒が襲われているということだ。
雄英でも、注意が呼びかけられている。
「【オリジン】か」
「誰も見たことないんだろ？」
「どんな個性持ってんのかな？」
彼らは口々にそういうが、彼らは個性を持たない珍しい部類であった。
「ヒーローに、何か恨みでもあるのかしら？」
「それじゃあ、ヒーロー科を襲う意味がないよ！」
「ヒーローを直接狙えばいいのにな」
この推測は根本的に間違っている。
彼らの今行なっている行為は目的ではなく、あくまで手段に過ぎない。
「……【オリジン】」
「……デク君？」
ぼそりと呟いたその言葉、彼には何か思い当たることがあったようだ。
「いや、まさかね」
そのまさか、当たっていることを彼は知らない。
実は【オリジン】を率いるリーダーは、かつて折寺中学に通っていたのだった。
さらに言うと、彼は緑谷出久の“元”親友であった。
19.孤高の彼のタカラモノ【リボーン】→←18.無個性の主張【僕のヒーローアカデミア】
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スラズ(プロフ) - アイさん» ご返信遅くなり、申し訳ございません。リボーン、刀剣乱舞の並盛中に通う主ですね。コメント有難うございます、これから検討して行きます。これからも、面白そうだと思ったものには、どんどんコメントください！お待ちしております。 (2018年7月21日 19時) (
レス) id: c0ac2b12b9 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - リボーン・刀剣乱舞並盛中に通う主が見たいです。 遅くてすみません (2018年7月14日 19時) (レス) id: 0be3608437 (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - カカオ豆さん» こんばんは、アンケートにご協力有難うございます！強さの証明ですね、了解致しました！ (2017年10月5日 20時) (レス) id: d3939d3bde (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - クロザイサさん» こんばんは、アンカーにご協力有難うございます！強さの証明ですね、かしこまりました！ (2017年10月5日 20時) (レス) id: d3939d3bde (このIDを非表示/違反報告)
カカオ豆 - 強さの証明が読みたいです！できれば、男主で見たいです！頑張ってください！ (2017年10月5日 20時) (レス) id: 4785303bb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スラズ
| 作成日時：2017年4月5日 21時
