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絶世の美女 ページ26

容姿、性格、家族構成などパーソナルデータはほぼ烏野verとほぼ同じ。


もしもそんな彼女が帝光中学に通っていたら……









放課後の学校の屋上で、私は幼馴染の灰崎といた。


私の膝を枕にして、彼は地べたに寝転がっている。




「膝そろそろ重いんだけどな」

「我慢しろよー」

「君が寝転がるのを我慢すれば良い話なのでは?」




いつからこんな風になってしまったのか。


昔はもっと、可愛かったような。




「……ねぇ、灰崎」

「あ?」

「バスケ部、強いんだよね」

「あー、まぁな。全中の優勝校だからな」




……私が入れば、灰崎もちゃんと部活に顔を出すだろうか。




「君、私のこと好きだと言ったね」

「んだそれ、俺の女になりたいっつってんの?」

「そんなこと言ってないよ。ただの確認」

「……まぁ、そーだな」




中学に上がってすぐの頃、私は彼に告白というものをされた。


からかわれているのだろうと思ったが、頬を赤く染める彼はどうやら本気のようだった。




「……私がバスケ部に入れば、君は部活に行く?」

「え?なに、入ってくれんの?」

「その代わり、サボりは許さないよ」

「マジか」

「マジです」




こうして、私はバスケ部のマネージャーになることを決めた。


早速、バスケ部キャプテンと顧問の先生に私は伝えに言った。




「……確か、虹村さん」




教室に行って、彼を呼んでもらった。




「……え、と」

「初めまして。朱夜と言います。こんな時期になってしまったのですが、バスケ部のマネージャーをやらせていただきたいのですが」




虹村さんは私を見て固まってしまっている。


……まぁ、よくあること。


最初は誰だってこうなるから、もう慣れたものだ。




「あ、ああっ!もち、ろん。それは……大歓迎だが……」

「有難うございます。入部届は顧問の先生に出しておきます。今日の放課後から顔出しますので、よろしくお願い致します」




一方的にそう話して、私はバスケ部顧問の先生のところへと言った。




「っ、あ」




入部届を届ける途中、紙が風で飛ばさらてしまった。


しまった、と思い追いかけようとしたが……




「……君、は」

「!……ぁ、これ……」




いつからそこにいたかわからなかった。


が、確かにそこに存在した、影の薄い男の子。


彼がバスケ部だということを、私はまだ知らない。









みゆ様、リクエスト有難うございました!

12.並盛にいる暗殺者【REBORN! 】→←11.絶世の美女【黒子のバスケ】



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スラズ(プロフ) - アイさん» ご返信遅くなり、申し訳ございません。リボーン、刀剣乱舞の並盛中に通う主ですね。コメント有難うございます、これから検討して行きます。これからも、面白そうだと思ったものには、どんどんコメントください!お待ちしております。 (2018年7月21日 19時) (レス) id: c0ac2b12b9 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - リボーン・刀剣乱舞並盛中に通う主が見たいです。 遅くてすみません (2018年7月14日 19時) (レス) id: 0be3608437 (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - カカオ豆さん» こんばんは、アンケートにご協力有難うございます!強さの証明ですね、了解致しました! (2017年10月5日 20時) (レス) id: d3939d3bde (このIDを非表示/違反報告)
スラズ(プロフ) - クロザイサさん» こんばんは、アンカーにご協力有難うございます!強さの証明ですね、かしこまりました! (2017年10月5日 20時) (レス) id: d3939d3bde (このIDを非表示/違反報告)
カカオ豆 - 強さの証明が読みたいです!できれば、男主で見たいです!頑張ってください! (2017年10月5日 20時) (レス) id: 4785303bb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スラズ | 作成日時:2017年4月5日 21時

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