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雨だ。

パシャパシャと水のはねる音がする。

家までまだまだあるのに、否の体は徐々に、そして着々と濡れていく。

そこで、雨宿りできる場所を見つけたようだ。

否の表情はぱっと明るくなり、

その場所まで駆けて行く。

しかしその表情も曇ることになる。

なぜなら、雨は弱くなるどころか強くなっているから。

そのうち、雷でも鳴り始める事だろう。

否はそう察したのか、また家に向かって走り出す。

…と、そこに傘をさした龍が登場。

否はまだ気づいていない。

……龍も気づいていない。

全く、ありえない。

付き合って2年の彼氏彼女に気づかないなんて。


-------------------------

実体験。

…だったんだけど、途中で龍くん出しちゃったから違くなった(笑)

屋上→



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作者名:否/すらーむすら | 作成日時:2019年4月9日 19時

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