第20話 『他の人たちをどうやって出そうかお悩み中…』 ページ27
う「どこが分かんないの」
『…えぇ?』
う「だから、どこが分かんないの?って聞いてんの」
『あっ、えっとぉ…ここ…から、ここ…ですぅ』
う「…つまり全部分かんないと。」
『は、はぁい…』
うらたぬきさんは、ハァァと大きいため息を吐きながら俺の机の前に椅子を持ってきて向き合って座った。
…お?
『あのぉ…ど、どうかぁしましたかぁ…?』
う「教えるんだよ。その為の勉強会だしな、…まず、ここだな。おい、ノート開け」
『…は、はぃぃっ』
うらたぬきさんが俺に?勉強を教える…だと?
戸惑いながらも、言われた通りにノートを開く。
う「…まず、ここなんだが…」
俺がノートを開いて書く準備をしだしたのを確認すると、うらたぬきさんは最初の問題を指差してゆっくり聞き取れるように説明を始めた。
ー30分後ー(え?時間早いって?…忘れてないかいこれは小説だぞ)
『…終わりましたぁ…』
う「…よし、じゃあ今日の勉強は終わりだな」
『…“今日の”?』
嫌な予感がする。
そんな俺の疑惑を込めた声に丸つけをしていたうらたぬきさんが顔をあげた。
う「聞いてなかったのか?俺が勉強会をする期間は今日から…1ヶ月間だぞ?」
『1ヶ月ぅ!?…でも、この勉強会はぁテストぉの為…ですよねぇ?』
う「意外と勘が良いな。そうだ。」
『テストまでぇあと1ヶ月ですよぉ?毎日やるとしたらぁうらたぬきさんのぉ勉強時間はぁ…』
う「その辺は大丈夫だ。お前に教えるのもこちらの勉強になる。」
『…それならぁ、良いんですけどぉ…やっぱりぃ1ヶ月毎日はキツイぃんですけどぉ…』
う「ばぁか、それぐらいやらないとベスト10位には入れねぇよ。」
『べ、ベスト10位ぃ!?10位以内にぃ入る気なんですかぁ?無理ですよぉ』
う「そんな心意気じゃ絶対入れないな。…欲しくないのか?ベスト10の権限」
『それは…欲しいですけどぉ…』
説明しよう!ベスト10位以内に入ったら!←
権限が貰える。権限を貰ったら色々我が儘が通るんだ!
ちなみに夢主ちゃんがベスト10に入りたがっている訳は権限以外にも貰える、一人部屋である!
夢主ちゃんが今住んでいる所は寮であり、同部屋が三雲なのです…夢主ちゃん不憫。
だからいつもいつも逃げられずに苛められている
う「なら、頑張らなくちゃな」
『…はぁい』
丸め込まれ、渋々俺は勉強会をする事を決心した。
▲▽▲▽▲▽▲
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皐月 - 語彙力のない長文をすみません…作者様の作品はとても素晴らしかったです。ありがとうございました。 (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 匿名なのじゃさん» 貴方も負けないで…貴方は間違ってません。 (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - どうやら、貴方が責めた方も小説書いているみたいなのですが…そのように盲目なようであればSNSやるの向いてませんよ😢同じリスナーとして恥ずかしいとか言ってますがこちらからしたら十分貴方の方が同じリスナーとして恥ずかしいです… (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - たしかに言い過ぎかもしれません。ですが、それくらい推し様を愛している。という解釈には至らなかったのでしょうか…言い過ぎと言っていますが貴方も少し言い過ぎではないですか?作者さん文章考えるの大変とか言ってますが、(長文すみません。続きます) (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - インさん» 急にすみません…少し前から見ていたのですが、髪色についてわたしも気になってました。なので言ってくださった方にはとても感謝しているのですが、なぜこんなにも責められているのでしょうか…わたしも間違えられて少し気分は良くなかったのですが、(続きます) (2023年3月13日 14時) (レス) id: 36108bd742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:砂姫 | 作成日時:2018年12月17日 18時