シオカラーズには幼馴染みがいました ２ 【スプラトゥーン】

さんじゅうよん！ ページ5

ヒュウハ 目線




次に目を開けたときに正面にいたのは、1号と2号とアタリメ司令。




アタリメ司令は俺のことを見ると、



「来たようじゃからワシはちょっと行ってくるかな。」



と言ってどこかに歩いていった。




「ヒュウハ君、Aちゃんは……」



と1号が聞いてきたので、俺が答えようとした時＿＿＿＿＿＿＿




マンホールからAが出てきた。




Aは珍しそうに辺りを見渡したあと、正面に1号と2号をとらえた。



そして、



「やっぱり……」



と言ってうつむいた。



気まずい、か……。




「とりあえず座ろう？」



と、俺はAに言い、1号と2号が座っている丸太の向かいにある切り株に座った。



Aは無反応だったが、俺の隣の大木を横に倒したような椅子に座った。





＿＿＿＿沈黙が続いた。



どう話を切り出していいのか、誰にもわからない。




その沈黙がついに嫌に感じたのか、1号が2号を見ながらこう言った。



「あたしとホタルちゃんから話すよ。あの大会に何があったのか……。」



Aはその言葉に、



「……うん。」



とだけ返した。




……そうして1号の昔話は始まった。

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